outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

根性ある釣り人

2009年01月15日 21時02分49秒 | 退職生活
一般的に人は頑張りのある人や意思が固い人などを「根性がある」と言っています。

そして僕は最近まで何の疑いも無く釣り人よりダイバーの方が「根性がある」と何故か思い込んでいました

一見すると一般的な人達もそのように感じているかも知れません。

それは帆走しているヨットを見て「優雅」と感じるように

実際を言えば・・帆で走っているヨットは傾いている上に揺れるし飛沫までかぶり優雅どころか「必死」なんですが・・・

僕が釣りを始めたのは子供の頃からなんですが・・それから最近までの釣りはヨットの航海中も含め余り根性を必要としませんでした

しかしです。

昨日から「アイゴ」釣りに行こうと少し道具を買ったり作ったりと準備していたので「だんだん」を見た後すぐに美由紀に作ってもらった弁当を持って「アブ」へ行きました

行って見るとすでに4人の釣り人が堤防の上にいて一人はすでに10匹釣っていました(最終的に6人になった)

僕もその中に入って準備を始めたんですが・・晴天なのに風が強くて冷たいんです

そんな事もあると思っていたのでズボンと上着を重ね着して・・つり始めました

前回は2匹だったけれど・・今日の目標は「10匹」

10時前から釣り始めて1時の昼食までにアイゴは三匹しか釣れませんでした

急いで軽トラの中で弁当を食べ気合を入れなおして釣り始めると隣の人が弁当を食べ始めたので場所に余裕が出来て釣り易くなってその間に二匹

その後というか・・3時ごろになると手が凍って小さなハリに餌のエビを付けるのさえ困難なほど

体も冷えてくるしでも釣っている人は一人も減らず冷たいとも言わず黙々と釣りを続けているんです

余りの冷たさに手が痛い状態なのにです。

堤防の上の釣り人だけならそれほど驚かないんですが・・・

渡船で磯に上がっている人が数十人もいます。

皆同じように手は凍えているはずなんです

7匹になった時もう帰りたいとどれほど思ったか

しかし誰一人帰らないし・・「4時半か5時ごろから釣れ始めるんだ」と頑張るんです

尻尾を巻いて逃げるのも恥ずかしいから・・・半分泣きながら釣りを続けました

そしたら・・確かに言っていた通り5時過ぎになって釣れ始めました

そして遂に10匹に

しかしそれ以上頑張れば凍傷にでもなりそうなほど冷たく痛いので「目標達成」と言って引き揚げましたが・・・

他の人はその後日暮れを待って「イカ釣り」をするそうです

これが並みの根性で出来ますか

完全脱帽釣り人の根性を甘く見てはいけません。

急いで帰ってクーラーボックスを見てみるとアイゴは10匹アジが三匹、イワシが7匹、タイの子供一匹、名前不明二匹でした

辛かったけど3食分?のオカズが獲れました

アイゴのタタキも今日は体が冷えていたので出来ませんでしたが・・明日はする予定です

アイゴ釣りは引きが結構強いので面白いです。

でもあの冷たさに耐えるのは・・根性なしだから・・もう少し暖かくなってにしたいと思っています

コメント
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