喜多院法興寺

住職のひとりごと

石原産業を家宅捜索 化学兵器禁止法違反疑い

2008-06-03 10:22:22 | Weblog
産経新聞
 {化学メーカー、石原産業(大阪市)が三重県四日市市の工場で、農薬原料で有毒ガスの「ホスゲン」を無届けで製造していた問題で三重県警は2日、化学兵器禁止法違反容疑で同社本社と四日市工場を家宅捜索した。経済産業省が5月30日に県警に告発した。同法違反による刑事告発は初めて。

 調べでは、石原産業は平成17年2月から18年10月までの1年8カ月間で、計約170トンのホスゲンを製造していたにもかかわらず、経産省に届け出なかった疑いが持たれている。ホスゲンについて、同社は製造後、工場内ですべて使ったとしている。

 同法はホスゲンなど指定物質については年間30トン以上生産する場合、予定製造量と製造量実績の届け出を義務付けている。違反した場合、両罰規定で法人も30万円以下の罰金を受ける。

 同社は「無届けは佐藤驍元副工場長による判断だった」としているが、18年にも当時の社長が監督官庁へ報告しておらず、県警は組織ぐるみの可能性もあるとみて調べる。

 ホスゲンは第一次世界大戦で毒ガスとして使用。一般にはポリウレタン製品処理などに使われる。}

 石原産業(大阪市)が三重県四日市市の工場で、農薬原料で有毒ガスの「ホスゲン」を無届けで製造していた問題で、三重県警は化学兵器禁止法違反容疑で同社本社と四日市工場を家宅捜索した。化学兵器禁止法ではホスゲンなど指定物質については年間30トン以内上と決められ、それ以上製造する場合は予定製造量と製造量実績の届け出を義務付けている。同社は無届けで一年八ヶ月の間で約170トンのホスゲンを製造していた。毒ガスにも使える危険な薬品を製造する企業の法令遵守は当然の義務である。