喜多院法興寺

住職のひとりごと

大分県教委参事、収賄容疑で逮捕 教員採用巡り数百万円

2008-06-16 12:54:30 | Weblog
朝日新聞
 {大分県の小学校の教員採用をめぐって現金など数百万円分のわいろの授受があったとして、県警は14日深夜、同県教育委員会義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=同県別府市南立石=を収賄の疑いで、同県佐伯市立蒲江小学校長、浅利幾美容疑者(52)=佐伯市常盤西町=ら3人を贈賄の疑いでそれぞれ逮捕した。

 贈賄容疑でほかに逮捕されたのは、同県教委義務教育課参事、矢野哲郎(52)=大分市大手町=と妻で佐伯市立重岡小学校教頭、かおる(50)=佐伯市宇目=の両容疑者。江藤、浅利、矢野哲郎の3容疑者は容疑を認めているが、かおる容疑者は否認しているという。

 調べでは、江藤容疑者は同課で人事班の課長補佐を務めていた昨年8月上旬から10月までの間、浅利容疑者ら3人から、浅利容疑者の長男(25)と長女(22)を教員採用試験に合格させるよう依頼され、その見返りとして現金や金券など計数百万円分を受け取った疑い。長男と長女はいずれも採用され、今年から小学校の教員を務めている。浅利容疑者は「長男がこれまで2回、採用試験に落ちた。長女も初めての試験だったので、2人を何とか合格させたかった」と供述しているという。

 江藤容疑者は81年に同県の教員として採用され、03年から県教委の義務教育課で教員採用の事務を担当していた。浅利容疑者は80年に教員採用され、佐伯市内の小学校を中心に勤務し、校長には今年就任した。事件当時は小学校の教頭だったという。

 今年度の大分県の小学校教員の採用試験は472人が受験し昨年10月9日に41人の合格発表があった。江藤容疑者は2次試験の面接官の一人だったとい。}

  今年度の大分県の小学校教員の採用試験は472人が受験し41人の合格発表があった。かなりの競争率だ。そこで、浅利容疑者は長男がこれまで2回、採用試験に落ちた。長女も初めての試験だったが、2人を何とか合格させたかった。親として先生に、させたかった事は分かるが。金品を贈って合格させるという違法は許されない。事件が発覚し、合格した2人の処遇はどうなるのか、興味がわく。