女性助けようと線路に、殉職した宮本警部に勲章

「全国からの激励、弔意に感謝」 宮本警部遺族に叙勲伝達(共同通信) - goo ニュース
2007年3月1日（木）21:52
読売新聞
　｛線路に入り込んだ女性を助けようとして電車にはねられ、先月１２日に死亡した警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦警部（当時５３歳）（巡査部長から２階級特進）の遺族に１日、政府から正七位旭日双光章が贈られた。
　事故後、同庁には全国から手紙や電子メール、記帳などが１万件以上寄せられ、今も同交番を訪ねる人が絶えない。

　妻の礼子さん（５３）は同署を通じ、「改めて夫の行為を誇りに思います。全国から寄せられたお見舞いなど温かいご芳情に心から感謝しています」とコメントした。
　授与式の会場となった板橋署の講堂には、宮本警部の遺影が飾られ、伝達役の警察庁の小野正博審議官は、礼子さんと長男の大学１年生、篤史さん（２０）を前に、「身命をかけて職務を実践し、すべての警察官の心に火をともしてくれました」など、追悼の言葉を述べた。｝

　女性を助けようとして殉職された常盤台交番の宮本邦彦宮本邦彦警部の遺族に１日、政府から正七位旭日双光章が贈られた。授与式は板橋署の講堂で行われ、奥さんの礼子さんと長男の大学１年生、篤史さん（２０）を前に、伝達役の警察庁の小野正博審議官から、「身命をかけて職務を実践し、すべての警察官の心に火をともしてくれました」との、追悼と感謝の言葉が有った。この勲章は、遺族にとって生きていく上の糧になることを祈りたい。