喜多院法興寺

住職のひとりごと

保阪尚希が出家…きっかけは7歳時の両親の自殺

2007-03-23 10:34:36 | Weblog
サンケイスポーツ
 {俳優、保阪尚希(39)が22日、東京・赤坂のTBSで会見し、来月12日に熊本県合志市にある六水院で得度(出家して僧侶になる儀式)を受け、仏門入りすることを発表した。

 左手に数珠を付けて神妙な面持ちで現れた保阪は「私事で恐縮ですが、4月12日に熊本県にある真言宗のお寺で得度します」と発表。保阪によるときっかけは幼少時に両親を亡くしたこと。両親は交通事故で亡くなったと今まで公言していたが、「実は7歳の時に自殺でした」と衝撃告白。「毎月命日に静岡に行って両親の墓参りをしてきた。親が亡くなった26、27歳の年齢を超えたときから、得度を受けて何か世の中に返したいと思ってきた」と説明した。

 六水院については「1年ほど前にたまたま僧侶に出会って勧められた。女性の僧侶で自閉症や自殺未遂する子たちを社会に戻れるように導いてあげている人で感銘を受けた。僕も修行させてもらって単なる信者で終わりたくなかった」と話した。

 僧侶といえば剃髪のイメージが強いが、保阪は剃らないという。今後は東京から熊本に通う形で修行する一方、芸能活動も続ける。保阪は「人々をいい方向に導きたい。携帯サイトで悩み相談もやりたい」と意気込んでいた。 }

 俳優、保阪尚希が7歳の時に両親の自殺という過酷な、環境の中で俳優としてまた、一個人として立派に人生を歩まれた。なかなか出来ないことだが、26歳でなくなった親に対して恨む事なく、毎月命日には墓参を続けていた。今回、熊本の六水院で出家得度され仏門に入られるそうだが、菩薩の心を思って、芸能活動を続けてもらいたい。