喜多院法興寺

住職のひとりごと

小児科医自殺、労災と認定 過労が原因と東京地裁判決

2007-03-15 11:05:03 | Weblog
小児科医自殺、過労が原因の労災と認定 東京地裁(朝日新聞) - goo ニュース
(共同通信)
 {東京都中野区の総合病院に勤務していた小児科医の中原利郎さん=当時(44)=が1999年に自殺したのは過労が原因として、妻のり子さん(50)が労災と認めなかった新宿労働基準監督署の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、自殺を労災と認め処分を取り消した。「管理職として心理的負荷がかかり、遅くとも自殺の約2カ月前にはうつ病になっていた。自殺と業務には因果関係がある」と判断。}

 慢性小児科医師不足が原因で、小児科医の過酷な勤務に対し、8年目でようやく自殺の原因が過労と断定。今回はじめて労働基準監督署の処分を取り消して、労災の認定が下された。何故に労災認定を厳しくするのか、普通に判断しても過労が原因であることは、素人でも分かる。労災が認定されて本当に良かったと思う。