はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

幕末単身赴任 下級武士の食日記

2023-09-22 17:57:27 | 読書

▲幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版  ちくま文庫 780円(税抜)

 

時は幕末、地方から単身赴任で江戸へ。
単身赴任生活をそれなりにエンジョイする主人公。
日常生活から仕事のことまで、オドロキの江戸ライフが満載! まさに「幕末」再発見!

 

時は万延元年(1860)年、江戸藩邸勤務を命じられた紀州和歌山藩の勤番侍・酒井判四郎は、江戸での単身赴任の日々をこと細かに日記に記した。
蕎麦やすし、どじょうなどの定番江戸グルメから、質素倹約を主とした長屋の食生活まで、几帳面な伴四郎の日記から当時の江戸の「食」を紙上再現。(カバー表4より)

帯より抜粋
●下級武士は長屋住まいでよく自炊し、同僚と食材を分け合っては酒盛りをしていた。
●鳩や豚など、けっこう肉を食べていた。
●関東は朝に飯を炊くが、上方は昼に飯を炊く。
●勤務時間は午前中で、昼のみもOK。
※週に2日くらいしか出勤しない時もある(本文から)。
 誰ですか、うらやましいと言っているのは。気持ちはよくわかります😄

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023年9月のお買い物 2023... | トップ | 2023年9月のお買い物 2023... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クラキン)
2023-09-23 15:06:04
飢饉や大火が無い限り、江戸の庶民や下級武士の暮らしは結構充実していたようですね。
今のように働きづめということも無いですし、娯楽もそれなりにあったようですし、ストレスも少なかったようです。
返信する
Unknown (hajime)
2023-09-24 09:27:32
クラキン様、コメントありがとうございます。
判四郎はかなりの酒好きで、仕事が終わって昼に酒2合を飲み、夕飯時にまた酒2合を飲むということがよくあります。
江戸時代、酒は製造技術が優れている上方の方が好まれていたようで、相当な量が江戸へ運ばれていたようです。
判四郎は和歌山出身なので上方と江戸の食べ物(味噌や醤油、酒)が比較されていて面白かったです。
おかずは安価ないわしや豆腐、人参、菜葉を調理して食しています。
そして甘いものにも目がなく、汁粉、おはぎ、だんごなどを食べにいったり、よく買って長屋で食べたりしています。
食いしん坊の叔父が伴四郎が用意していたおかずを勝手に食べたり、またその叔父が職場での上司なのでその辺のストレスも少しはあったようです。
とは言え、日々倹約しながら名所見物や外食もしたりして、単身赴任をそれなりに楽しんでいる様を興味深く読めて面白かったです。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事