U.S. M113A2 DESERT VERSION
3rd Battalion Headquarters, 69th Armor Regiment, 1st Brigade, 3rd Infantry Division (Mechanized), Baghdad, April 2003
M113A2 デザートワゴン
2003年4月 バグダッド
第3機械化歩兵師団 第1旅団 第69機甲連隊 第3大隊 大隊本部 所属車
タミヤ1/35 M113A2デザートワゴンが完成しました。
戦場のタクシーと呼ばれ兵士たちの足として活躍するM113は1959年に制式化され、以来実戦を経ながら改良を重ねられていきます。
2003年春のイラク戦争では、1979年6月に生産が開始されたM113A2が派遣されました。
米軍車両といえば個人装備のてんこ盛りが特徴ですが、このデザートワゴンのキットはまさにそれを表現するための装備品がたっぷり付属しています。
今回は装備品を車体に吊るすベルトを板オモリの0.2mmを使って作ってみました。
板オモリの塗装時に塗料が板オモリに乗りにくくていやな予感がしていましたが、案の定車体に取り付ける際、少しでも折れ目がつくとそこから塗装がはげてしまいます。
仕方なくはげた部分はレタッチしてごまかしています。
食糧のレーションキットは現用のレーションが手に入らなかったので、ベトナム戦争時のものを代用してしまいました。
まあ、雰囲気ということでお許しください。
レーションの組み立てにはスティックのりプリットを使いましたが、時間が経つと剥がれてしまうようです。
このことは写真アップの時点で気がついたので、ちょっと残念です。
それではM113A2、ご笑覧くださいませ。
▼フィギュアの塗装は車体と同じように基本塗装をラッカー、細部の塗り分けをアクリルを使い作業しています。
顔の部分はタミヤエナメル塗料で瞳を描き、シャドウとハイライトも同じタミヤエナメルで行いました。
▼荷物を吊るすベルトは当初左右両方に付ける予定でしたが、左側だけにし右側は車体のフックに個別の荷物を吊るすようにしました。
▼荷物のほとんどは「ひっつき虫」で止めています。
双眼鏡とレーションは置いてあるだけです。
▼ひっつき虫で止めていた荷物がとれ始めて白いひっつき虫が見えてしまいました😱
▼足回りのウエザリングは履帯にピグメントを使いましたが、転輪類、車体下部には使いませんでした。
さらさらの砂のイメージを勝手に想像してしまったのがその理由です。
少し付けてもよかったかもしれません。正直言うと荷物の取り付けで手一杯だったこともあります😅
▼レーションケースが入っている外側のケースを糊付けしていないので盛り上がってしまいました。
ちょっと見苦しいですね。写真アップ時に気がつきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
返信ありがとうございます。
無理せずに作ってください。
>これとエイブラムスtask IIとビッグガンエイブラムスA1
が共に並ぶ姿見たいです
M60A1リアクティブアーマーとエイブラムスマインプラウ
が並ぶ所を<
一遍には作れないので、ゆっくりと自分で決めて作っていきますのでよろしくお願いいたします。
おはようございます。エイブラムスフルアーマーです。
名装甲兵員輸送車のM113A2デザートワゴン
これとエイブラムスtask IIとビッグガンエイブラムスA1
が共に並ぶ姿見たいです
M60A1リアクティブアーマーとエイブラムスマインプラウ
が並ぶ所を
投入されてあまり時を経ていないことを想定し、現用はあまり経たらないという勝手なイメージを合わせてさっぱり目のウエザリングにしました。
あえて砂や埃を表現するピグメントは車体にも荷物にもつけずに済ませています。
板おもり(鉛板)は柔らかくて加工しやすいですが、その反面確かに切れたり塗装が剥げたりしやすいですね。
塗装は筆でレタッチして修正できますが、切れやすいところはあまり負荷がかからないようにするしかないようです。
荷物を吊り下げるベルトとして使いましたが、実際はベルトに荷物を付けるのではなく、ひっつき虫を使って車体のベルトのある位置へ装備品をくっつけました。
気が付かず、コメントが遅れてしまいました。
デザートイエロー淡色のボデーですが、フィルタリングや装備品などでイイ感じに仕上がっていますね。
板おもりは私も所有していたのですが、前作ではどこかに行って見つからず、はんだ線を叩いて平板にして使いました。
鉛板はうっかりすると直ぐに切れたり、塗装が剥げたり難しいところが有りますが、使い方次第でしょうか?
キットにたくさん荷物が付いているので遠慮なく使ってみました(笑)。確かにワゴンでないと積めませんね。決して大きくない車体に兵士も11名乗れるというから驚きです。
ベルトは板おもりを使ってみてよかったです。柔らかくて変形するところは布地の表現にはぴったりだと思いました。
車体の塗装は割り切ってハイライトのみを強め、車体側面下部には地面からの汚れが微かに残っている感じで基本塗装を行いました。
以前AAVP741アップシードラゴンのウエザリングで悩んだので、今回車体には一切ピグメントを使いませんでした。
灼熱の強い日差し、乾燥した地面を考慮して私には珍しいサッパリシンプルなウエザリングです。
今まで試行錯誤していたフィギュアの塗装は今回のやり方で目処がついた感じです。
あとは場数を踏むのみですか(笑)。
弾薬箱はつや消し、アリスパック類は半艶コートでいきました。
板おもりのベルトに吊る下げる荷物は、瞬着で付けようと思っていたのですが、接着剤のはみ出し、接着するまでの時間を考えて止めました。
そばに転がっていた「ひっつき虫」を見てひらめき、ひっつき虫で付けたらこれが楽ちん。車体から簡単にとれるので流用できます。位置も簡単に修正できるのでとてもやりやすいです。
>デザートワゴン
どうしてこう呼ぶのか、Wikiを検索しましたが該当項目は出てきませんでした。
「戦場のタクシー」は確か開発時のコンセプトでした。
「デザートワゴン」はもしかしたらタミヤが勝手に名付けたのでしょうか。
タコムのM114、走行偵察車ですね。A1とA1E1の2種類発売されていますね。
タミヤと比べたら正確度と精密度は高いと思います。
なにとぞAFVを復活させて素敵なフィギュアと並ぶことを楽しみにしています。
機銃の弾とか細かい塗り分けが随所に有って、見ごたえが有りました。1/35とは言え、双眼鏡とか小さくてぬるの大変なんですよね。
明るい車体の微妙な色むら、大変参考になりました。
M113A2 デザートワゴン、完成おめでとうございます(^^)
車両自体の工作・塗装はもちろんですが、ていねいに作られたフィギュアと装備品類が、M113A2にベストフィットしていますね。
荷物が全て素材別に光沢・色合いと塗り分けられているのにはビックリ、ロールマットのブルーは大正解だと思います。
板オモリのスリングからぶら下がる荷物も位置間隔や大きさをうまく変えてあっていい感じになっていますし、
ここら辺りの工作はhajime様の十八番ですね。
書いていてふと気付いたのですが、「デザートワゴン」という事は湾岸戦争からこの呼び名が付いたのでしょうか。
初代ベトナム戦M113キットの頃は「戦場タクシー」と云っていたような?
ワタシ事ですが昨日TAKOMのM114が届きました、AFVから足を洗ったつもりなのですがついポチッとやってしまって(^^;
hajime様の記事をお手本に、久しぶりの戦車作りにチャレンジしようかな、と思っています。
素敵な作品をありがとうございました。
車体側面は、当初基本塗装で勘違いして進めてしまいました。結果オーライですが、完成したら良いじゃないとなりました😄
装備品、完成品共々お褒めいただきありがとうございます。
装備品の塗装は慣れてきましたが、これだけあるとどう載せるか悩みます。海外モデラーの作例をパクって、いや参考にいたしました(笑)。
板おもりは便利です。ご存知の通り飛行機のシートベルトにも使えるし、まだまだ色々なところで使えそうな気がします。
単色は変化をつけるのは難しいですよね。私も油彩を使うようになってからは、この作業は楽しくなりました。
基本塗装で色味の強弱を少しつけ、油彩でフィルタリングをかけると良い感じになりますね。
装備品の塗装も本体と同じ段取りでしています。
数は多いですが、米軍を作るたびに装備品を塗っているので段々ルーチンワーク化しています(笑)。
私の塗装が少しでもお役に立てればとても嬉しいです。
M113は11名の兵士を輸送することができます。
決して大きくない車体に11名ですから、個人装備は車外に置かれてしまうのでしょうね。
ヘルメットはタミヤの搭載例でアリスパックに付けて車外にあり、海外のモデラーも車外が多いのでそのようにしました。黒猫2号さんならきっと実例を探し出すと思いますが、根性なしの私は作例どおり車外に付けちゃいました。
車体のウエザリングは上面もしたのですが、荷物でほとんど隠れちゃいました。でも却ってほんの少し見える側面がより目立ってくれたのかもしれません。
板おもりは、クラキンさんが飛行機のシートベルトにお使いなると聞いてすぐ、紫電のシートベルを試してみました。簡単に出来て効果が出ますね。アドバイスありがとうございました。
完成品、お褒めいただきありがとうございます。
完成、おつかれさまでした。
単色塗装をいかに魅せるかという点で素晴らしいお手本だと思います。
思ってる以上に大胆にやるべしといういいヒントをいただいたような気がします。
で、でも言うは易しなんですよね・・・あっ、頑張りま~す(笑)。
あとは皆さんのおっしゃる通り、装備品が見事です。
板オモリはいろいろ応用が利きそうです。これも早く買ってきます(笑)。
素晴らしい作品、ありがとうございました~♪。
ありがとうございます。結構な数の小物ですが、最近は楽しんで塗装しています。
ぶら下がり感は狙ったところなので、ご指摘いただき大変嬉しいです。
今回の装備を車体に留める帯は、マスキングテープで作ることも考えました。
ただ長さが長いのと、強度を考えると難しいなあと思っていた時に釣りで使う板おもりがひらめきました。
使ってみて効果があったようで嬉しいです。
レーションは一番最近のものを探したのですが、タミヤではベトナムものしかありませんでした。
雰囲気は出たと思うので満足です。
プラモデルとは思えないと言っていただき嬉しいです。
車体垂直面が唯一見える部分となりました。
一応車体全体に油彩を施しましたが、荷物でだいぶ隠れてしまったのは痛し痒しです😅
板おもりは閃きで使いました。問題は塗装ですが、案外使える材料だと思います。
じっくり見ていただけるのは嬉しいですが、ちょっと緊張します(笑)。
いやー、いつ見ても見惚れる仕上がりです。パネルの表現が絶妙で単色物はこのテクニックをいつか身につけたいと参考にさしてもらってます。レーション、バック類の塗装表現が自分の中では非常に難しく、ある意味こいつを上手く見せる事ができれば本体よりも主役になると思ってます。が、難しい笑。また参考にさしてもらいます。
戦場のタクシーですか・・・個人の装備品を車外に吊して、車内には小銃など最低限の物だけ持ち込むことで、大人数が少しでも快適に移動できるようにしてるんでしょうね。
ヘルメットまで車外というのはちょっと驚きですが・・・。
車体の汚しは控え目ながら垂直面と水平面、前と後ろでメリハリがついていて凄く効果的です。
板オモリも効果発揮していると思います。
私も飛行機のシートベルトによく使いますが、この曲がり具合、ねじれ具合は紙やプラでは出せません。
剥げたところは後でタッチアップで十分ですね。
素晴らしい完成品です。
使う言葉がなくなってきました(^^;
金属とかも使うとやっぱり効果があるんですねえ\(◎o◎)/!
いつのレーションとかいうことにも拘られてるのもスゴイです。
もう全然プラモデルっていう感じがしません。
車体垂直面への油彩の効果、装備品へのドライブラシによる立体感など、様々な技術の集大成ですね!!
板おもりも効果大だなと感じました。
完成写真、じっくり見させていただきました!!