TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

親の悩み。(3097)

2017-12-18 14:24:09 | tennis
写真は、クリスマスローズの農場の野良ネコちゃんたち、餌をあげるので、とってもなついています。
仕事の邪魔はしないでね。


クリスマスローズは、夏、活動を停止して休眠、秋から活動を開始します、葉っぱがいい感じになって来ました。
今は、植え替えと、古い葉っぱ切りをしています。


とてもいい感じの葉っぱ。



さて、親の皆さんのお悩みの話。

ある県のAさんは、近くにいいアカデミーがない。今までお世話になっていたクラブの、いいコーチが、来れなくなってしまい、
いい環境を失ってしまった。これからどうしたらいいのか???



それから別の県のBさんは、前向きにがんばっているのだが、ライバルの子やその親たちが、意地悪や心ない行動をとってくる。
足の引っ張り合いや、そう行った話で一緒に盛り上がりたくないので、子供のレッスンの時間はクラブハウスで他の親となるべくおしゃべりしないようにしている、すると「なに?あの家は!」ともっと白い目で見られ、さらに悪い状況になる。

クラブ内でランキングマッチを行い、いい成績の子が上のクラスへ行く、ピラミッド型のテニスクラブを作り、強い子を優遇して行くシステムは、ピラミッドの頂点に立つ子たちが、そりゃ活躍はします。

でも、すごいがんばったけど、下層に入ってしまった子たちは、なんか、まるで「価値がない」かのように扱われ、
クラブ全体がそういう価値観で動いていると、次第に疲れていってしまいます。そういう子たちは、テニスの面白さが減っていってしまうかもしれない。



クラブという組織をデザインして行く上で、私がやりたいと思っていることは、


同じクラブの子が大会で戦っていたら、同じクラブの他の子と、その親たちも、それを応援してあげたい、という空気。
クラブ内でいじめなどが起こらない。
勝利至上主義にならない。同じクラブの他の子を落とし入れてまで、自分の子が這い上がろうとする←こういう空気を作らない。
コーチはどの子供も同じように応援する。
頑張ってやる事が大切だということを、テニスを通じて伝えて行く。
何よりも、クラブに通って来ている子供や、親たちが、いつも楽しそうに目をキラキラさせている。


同じクラブの仲間を応援すること、それって、実はクラブ内にとどまりません。←と思っています。

同じ県の子が関東大会で頑張っていたら応援する。

同じ関東の子が全国大会で頑張っていたら応援する。

同じ日本の子や、もっと言えば同じアジアの子が世界で戦っていたら応援したい。

そういうのが、本来、スポーツのいい所なはず。



自分の周りが、ドロドロとした足の引っ張り合いばかりで、自分たちが少数派だとしても、
自分たちが正しいことをしている自信があれば、頑張って突き進んでください。
いずれ世界が変わってくるかもしれません。

いつの間にか、高いレベルまで上がって、気がついたら、自分の周りには、高い志の人たちばかりになっているかもしれませんよ。




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