TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

7月1日その2(1312)

2008-07-11 01:41:18 | OUATTフランス遠征2008
●ちばりさ(12&U)4-6,7-5,6-7(5) EMMANUELLE De Beer(モーリシャス、フランス12歳以下15.5位)←順位になぜ小数点がつくのか???
相手はガッツあふれる子、ただ自分のミスに感情的になる。サーブは不安定。りさは無表情で淡々とプレーを続ける→◎、攻めと守りの状況判断→◎、ミスが続いた時、テンポが早い→×、ドライブボレー系でないネットプレーをもっと使えるようにしたい。もっとバラエティーのある、変化のあるテニスにしたい。(バリエーション少ない)フォアもバックもクロスショット→◎、組み立てでストレートを多様し、決めでクロス…が多いが、逆のパターンもできるようにしたいね!
セカンドセット後半相手キレまくりで、7-5でゲット。
ファイナルセット相手のキレぐせのおかげで、りさのプレーはどんどん良くなっていく。攻めても守ってもすべてポイントになる。相手の叫び声の「ノー」がだんだん声が高く、長さが長くなっていく。「ノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」
ファイナル3-0リードで、相手がトイレットブレイク、頭を冷やしにいく。そこから、相手冷静になり、3-2,4-2,4-3,4-4,4-5,5-5,5-6,6-6タイブレークに突入。タイブレの5-5
で相手がダブルフォルトしたのだが、ごねられてノーカンにさせられた。りさ、そんなのゆずっちゃだめだよ、レフェリー呼んで、ぜったい自分のポイントにしなきゃ。結局次とられゲームセット、なんともあっけない終わり方、3時間半も試合してたのに。


○たいせい(10&Uコンソレ)5-0,5-3 ????
相手はそんなにうまくなかったと、だれかが言っていたので、りさのロングマッチに張り付いていた。

○レイ(10&Uコンソレ) 5-1,3-5,5-4(8) SMIRNOVA Victoria(ベルギーに住むロシア人の双子の一人)
相手は週3時間しか練習していないわりには、なかなかの実力。お父さんお母さんは元卓球の世界的プレーヤーで、日本の千葉の大会にも出たことがあると言っていた。卓球はアジアの選手が世界のトップを独占状態で、ヨーロッパの選手が入る余地がないそうで、テニスの方が可能性が高いと、娘にテニスをさせているそうです。
レイは3時間を越すロングマッチをみごとにものにした。ファイナルタイブレでは相手にもマッチポイントがあっただけに立派。



●しんのすけ (12&Uコンソレ) 0-6, 1-6 (フランス、名前不明)
相手の強烈なヘビートップスピンに対して、しんはなかなかボールを打ち返せない。相手は片手バックハンドでバックはたいした事ないのだが、1球もバックを打たせる事ができない。
さらに、相手は全く危険をおかしていない…つまり、ニュートラルなやや攻撃的ボール(相手にとっては)を打っているうちにしんがミスったりノータッチエースになったり、ということ。つまりこの同じボールは、返球する側のしんにとってはエース級のボールなわけだ。だから、ほとんどポイントが取れない、ホントにこの子、本戦負けてコンソレに回ってきてるわけ??という感じで学ぶことの多い試合だった。


○かずま(14&Uコンソレ)6-3, 6-0 アフロくん(名前も国籍もわからず)
見れなかった、相手はあまりうまくないと誰か言っていた。ダブルスペアの見つかっていないかずまは、この子に申し込んだら、快諾してくれた。かなり仲良くなったようだ。



本日は協賛のリプトンからのもらいものの的当て。帰りは途中で中華を食べ、徒歩30分でホテルへ帰る。

たいせい語録(夜、ホテルの部屋で)
木全:「あれ?中華のお店でごはん食べたあと、松島コーチにお金払ってないぞ、もしかして今日のはおごりかな??明日お礼言わなくちゃ!!!」
たいせい:「もしかして殺人???」
木全:「………????」
たいせい:「あ、違った。もしかして食い逃げ???」
木全:「………ものすごい間違え方!!」


歩いて帰る途中の夕陽(夜10時ころですけどね)は圧巻でしたぁ。
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