憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

湯来に伝わる民話「志井の水神釜」

2013年09月03日 07時07分32秒 | 民話
9/3(火)22℃        

 おはようございます。

 天候不良によって関東では竜巻が発生するなどして大きな被害をもたらしていますが、皆さんの地域では何事も無かったでしょうか?
 湯来地区でも昨夜は日没後から急激に雨が降り始め、予定していた消防の訓練が中止せざるを得ませんでした。
 今月15日の日曜日に佐伯消防団ポンプ操法大会が湯来の湯の山温泉近くのグランドで行われますので時間に余裕のある方は、応援観覧にお越しください。  

 今朝は久しぶりに湯来に伝わる民話「志井の水神釜」です。

 むかし、公法大師が弟と志井まで修行に来られました。大師は志井から川下を少し下った所まで来ると、弟に、
 「おまえは若いから、もう少し奥まで行きなさい。私は待っているから」
 と、ここまで来た印に、岩盤の上に直径30cm、深さ20cmの穴をお彫りになりました。
 弟にあたる人は志井の北、出合いまでお進みになり、来た印に大師より少し小さい穴を彫られました。これを人々は水神釜と呼びました。
 むかし、日照りが続くと、この穴に水を入れ、中の水をかきまわして、雨乞いをしていました。
 志井には二つの水神釜があるということです。


 伏谷の下伏の鍋石と言う所にも川底の岩盤に大きな穴があり、この釜石を簑傘をかぶり“大雨じゃ、やれうるさ、やれうるさ”と釜石を洗えば大雨が降ったと言う言い伝えの残っている場所が在ります。近くの川底の大岩には馬をつなぎ留める際に使ったとされる杭打ち用の穴もあいており、雨乞い信仰の場であったことを示しています。
 近くに来られた方はご覧ください。

 次回の湯来に伝わる民話は「平家城」です。お楽しみに~。


 今日は「東京」改名の日だそうです。

 慶応4年7月17日(西暦では1868年9月3日)に「江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書(えどを しょうしてとうきょうとなすのしょうしょ)」が発せられ、この日から、江戸は東京と 呼ばれることになりました。


 ドラえもんの誕生日

 2112年のこの日、藤子・F・不二雄氏原作の「ドラえもん」の主人公、ドラえもんが誕生しました。


 ホームラン記念日

 1977(昭和52)年、後楽園球場で巨人の王貞治選手が通算756号ホームランを打ち、それま でアメリカ大リーグのハンク・アーロンが持っていた世界最高記録を更新しました。
 2日後の9 月5日に、政府は王選手に初の国民栄誉賞を贈りその栄誉を讃えました。王選手の引退まで のホームラン数は868本で、あの頃はアンチじゃなかったから、900本はいけるだろうと期待してました。今の現役選手がいくら頑張っても追い越せないとてつもない数字。
 生涯カープ選手で活躍してくれるスターは現れないかなぁ。



 でわ、天気がよくなることを願って、今日が充実した一日でありますように。

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