憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

湯来に伝わる民話『火消しは手伝わぬ』&『まむしの教え』

2013年07月18日 07時28分44秒 | 民話
7/18(木)23℃        


 おはようございます。
 今朝のお目覚めはいかがでしょうか

 山間の湯来でも屋外の暑さは市内と一緒。空に近い分だけ熱い?なんてバカなことを考えてしまうノー天気な私です。



 今朝の湯来に伝わる民話は短編のこの2つ。
 地元、湯来で活動されているあんみつ姫よりも先にご披露させていただきたいと思います。

 でわ、その1『火消しは手伝わぬ』

 むかしはどの家も藁葺き屋根でした。
 ずっと昔、田布のある家が家火事になりました。粟柱の人々は火を消すためみんな手伝いに行きました。みんなが田布の火事を夢中で消している間に、田布の火事が飛び火して粟柱のある家の藁葺きの屋根に燃え移り火事になりました。
 粟柱の人はどうすることもできませんでした。
 それから後は飛び火が恐いので、
 「田布の火事の時は、粟柱の人は火消しを手伝わぬ」
 「粟柱の火事の時は、田布の人は火消しを手伝わぬ」
 と言われましたが、今はそんなことはありません。


 その2『まむしの教え』

 むかし、はみ(マムシのこと)が道の中で、牛に踏み殺されそうになったところを、旅人に助けられました。
 はみは、旅人の足を噛んでおいて、それにカボチャの花を擦り付けて治して見せました。助けてもらった恩返しに、はみに噛まれた時の治し方を教えたのでした。



 次回の湯来に伝わる民話は『日入谷の大岩』です。お楽しみに~


 湯来に伝わる民話も残りあと僅かになってきました。新たな話題を探してみたいところですが、皆さんのご期待に添える話題が探せるかどうか…。
 社や祠の謂われを聞いてみたいと思っていますので、ご協力をお願いします。


 明日からは選挙事務で書き込みできないかも知れませんのが、何らかの情報発信はしたいのでお楽しみに。


 でわ、今日も元気にガンバりましょう…かぁ

 

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