今、神戸新聞ではシリーズ「ぐるっと高砂」で「高砂町」を紹介しています。
おもしろいです。
「ひろかずのブログ」では、史料として、この記事を転載していますが、今後「ひろかずの日記」で紹介させていただきます。
ぐるっと高砂(1)・高砂通運旧本店
高砂銀座商店街(兵庫県高砂市)にある国登録有形文化財「高砂通運旧本店」(高砂町鍛冶屋町)が今年、建築から80年を迎える。昭和初期のモダンなデザインで親しまれ、4年前から2階部分を資料館として公開。海運で栄えたまちの歩みを伝える。
高砂通運の旧本社屋で、1939(昭和14)年5月に完成した。木造2階建てで、れんが壁の下地に、赤褐色で縦模様のスクラッチ風のタイルを貼った外観が特徴。角張った出窓など欧州の洋館に見られるキュービズム(立体派)の様式が、ひときわ目を引く。
72年まで使われていたが、老朽化のため同社は高砂町南本町に本社を移転。旧本社屋は整備され、17年に国の文化財となった。
2階の資料館には、高砂町や高砂通運の歴史をまとめたパネル10点を展示。工楽松右衛門や憲法学者美濃部達吉ら、高砂ゆかりの人物の功績を紹介する。大型スクリーンも設置し、市の歴史や名所を写した映像を放映する。1階は貸店舗になっている。
同社の担当者は「外観は当時の面影を残したまま。1世紀近くたっても色あせない魅力に触れてほしい」と話している。
入館無料。午前11時~午後4時。木曜休み。高砂通運TEL079・443・5151
(津田和納)
*写真:「高砂通運旧本店」(高砂町鍛冶屋町)
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