大分トリニータ 第19節（ホーム） 6月21日 対愛媛 ２－２ 引き分け

キックオフの1時間前。
Nさんにジョンハンのゲーフラを写真に撮らせて欲しいとお願いに行った。
目はもうすでに真っ赤だった。
前日の退団の発表から涙が止まらないという。
ジョンハンが入団してから5年。
3枚のゲーフラを作り、今日3枚とも持って来ているということだ。
無理をいって撮らせていただいた。
ありがとうございました。
この中の1枚をジョンハンにプレゼントしたということだ。
その様子も動画にあります(遠くて解りにくいかも）のでぜひ見てください。
　一番下にアップしてます。　　　　　　




そしてOさん。
彼も前日ジョンハンの退団を知って落ち込んでいたので奥さんが飲みに誘い、2人で飲んだということだ。




今日会ったときはOさんもNさん同様、目を真っ赤にしていた。




今日のドームは雨。
空気が冷んやりと6月にしては肌寒い。
しかし、今日はそんな寒さを吹き飛ばす試合をしてくれるだろう。



　　　

今日のニータン。
右手に持っているのは愛媛FCの熱烈サポーターの「一平くん」
（公式キャラクターではない）





今日ニータンの着ているユニは20年前のデザイン。
胸にはトリニータの前身である「トリニティ」のロゴも。

その10年後（2004年）のユニは選手入場の際にニータンが着がえていた。
そして現在のユニはハーフタイムの時に又々ニータンが着がえていた。
気が付いた人はいただろうか？
今日のニータンはお色直しをしてたんだよね（笑）




「大分トリニータ歴代ユニフォーム展」　　　　
胸スポンサーだけを見ても「その時」を感じられる。





この中から「10番」がもういないんだと思うと寂しいね。






　「チェ・ジョンハン選手へメッセージを！！」　　　
たくさんのサポが並んで書いていた。




もちろん私達も書かせてもらった。
嫁は今日大銀に来れなかった県外サポさんからも頼まれて代筆をしていた。





このメッセージはすぐに10枚を超えたと聞いた。
やっぱりジョンハンが大好きなんだよ、みんな。





試合当日までジョンハンへのことばを考えて作ったゲーフラ。
下の文字の意味は。
　「君のプレーは心の中に！」という意味。(嫁のアイディア）　　　　　　　　





本日の「G裏町内会」のゲーフラ。




100人近い愛媛サポのみなさん。
雨の中大分までありがとうございました。




一番入れられたくなかった「河原」
懐かしかったが、でも悔しかった。





「宏矢」からのパスを「高松」がみごとにゴールを決めた直後のシーン。　
選手が両手を上げて指で　1　と　0　を作っている。
ジョンハンの居る場所に向かって10番を作っているところ。
ジョンハンへの愛情を感じる。




「10102人」の入場者数。
やはりこれだけの人がジョンハンとの別れを惜しんで来てくれたんだと思うと感慨深い。




勝てなかった。
勝ちたかったなぁ。
勝ってジョンハンを見送りたかった。
選手も最初から気合の入ったプレーをしていた。
良い試合だったと思う。
しかしやはり勝ちたかったし勝たなければいけない試合だった。



ジョンハンの思い出といえば人それぞれあると思う。　　
私は2010年の　鳥栖戦のハットトリックともう一つ。
2012年の8月22日　第30節　東京V戦だ。
1-1でむかえた後半34分。
為田が懸命に走ってラインを割らせずゴール前にボールをあげる。
するすると抜け出したジョンハンが左足でシュート。
かろうじてGキーパーがセーブ。
はじいたボールを今度は右足でゴールを決めた。
このゴールがその年のジョンハンの初ゴールとなった。
そのままゴール裏のサポーターのところまで走りこむや「どうだ！」と言わんばかりにユニを脱いだ。
その右肩には痛々しいほどのテーピングがしてあった。
諦めない強い気持ちがゴールを生んだ。
これぞフォワードだと思った瞬間だった。
ゴールを決めた直後の顔と勝利者インタビューの笑顔とのギャップが最高だったのも鮮明に覚えている。








ユニフォーム姿ではないジョンハンの姿を見たときに「ジョンハンの退団」を
やっと現実として受け止めることができた。
いろんな事情があるのだろう。　
が、本当に寂しい。






　
チェ・ジョンハン
大分トリニータを愛し
サポーターを愛した君を
僕達は決して忘れない　　　　　　　
5年間 ありがとう 　　　　　　　　
　


「チェ・ジョンハン　退団挨拶」・・動画（ノーカット）