蓮(ハス)の花が咲く里(臼杵石仏)

2014-07-09 15:55:07 | 四季の花
臼杵石仏のすぐ近くに蓮(ハス)の花が咲いている。
毎年この梅雨の時期に綺麗な花を咲かせる。




臼杵石仏ハス畑

入場料、駐車場(20~30台駐車可)共に無料。
約4,400㎡の中に5種類が栽培されている。



「ハス」の花言葉を知っているだろうか?

「神聖」
生まれたばかりのお釈迦様が歩き出し、
その足跡から咲いたのが、蓮の花。
そして「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」
と声を上げられた。
これがお釈迦様が、生まれて初めて口にした言葉と伝えられている。
「神聖」という花言葉は、そのような伝説から生まれたもの。




「清らかな心」 
そして仏教において、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池とされている。
寺の境内に蓮池があるのは、そのためだ。
「清らかな心」という花言葉は極楽浄土を表現したもの。




「雄弁」
蓮は古代エジプトでも、神聖な花とされている。
ツタンカーメン王の墓からの出土品の装飾にもなっていた。
エジプトでは、オシリス王に捧げられた花として有名である。
オシリス王は、とても雄弁な王様だったので、「雄弁」という花言葉も生まれた。




「離れゆく愛」
蓮の花は、夏の朝早くに開きお昼過ぎには閉じてしまう。
そんな花の開閉を3回繰り返し4日目には花びらが散ってしまう。
そして花びらは1枚ずつはらりはらりと落ちていく。
その風情から「離れゆく愛」という花言葉になった。






「沈着」
また、古代中国でも、蓮は俗人に染まらない君子の花とされている。
「沈着」という花言葉は落ち着いていて、物事に動じない君子を表したもの。





「救ってください」
泥水が濃ければ濃いほど、蓮の花は大輪の花を咲かせるということを知っているだろうか?
泥水ではなく、きれいな水で育つと、 蓮の花は、本当に小さな花しか咲かない。
大輪の花を咲かせるためには、ものすごく汚い泥水が必要になる。

蓮の花とは、まさに人生のようで・・・。
美しい花を咲かせるためには、 困難や苦しみというような泥も必要になってくる。
お釈迦様によると、人生は「苦しみ」であり苦しみがなければ、人間は悟ることができないと伝えられている。

苦しみや痛みを受け止めるのは辛いことではあるが、 それこそが、未来を美しく輝かせてくれるわけだ。。
「救ってください」という花言葉はそこから来ている。




この「ハス畑」の中にはカルガモがいる。
その数 18羽といわれている。



よく観察していると全員ではなく4~5羽づつ行動している。
出かけるのも帰るのもほぼ同じ数だ。
見た目はまったく見分けがつかないがそれぞれが家族なんだろうか?




1時間ほど見ていたが飽きない(笑)
今夜からの台風で小屋が壊れなければいいのだが。
心配だ。




7月中頃から8月の中頃までがハスの見所となる。
大型台風に耐えた「ハスの花」もまた違った目で見られて感動するかもしれない。
ぜひ、「臼杵石仏ハス畑」にお越し下さい。



台風が通り過ぎたらカルガモの様子を一度見に行くつもりだ。
がんばれよ、18羽のカルガモ達!!








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