ベトナム旅行記(その2)「フォーとアオザイと出会い」・・世界遺産ハロン湾・ ハノイからフエへ

2015-10-28 17:04:50 | 
10月18日(2日目)
「本日の予定」
世界遺産 「ハロン湾クルーズ」
     ○ティエンクン鍾乳洞
ハノイに帰り空路「フエ」へ 

                                      
ベトナム2日目は快晴です。
この分だと今日のハロン湾の景色は最高なものになりそうな予感がします。
ただ気温が33度まで上がるということで暑くなりそうです。
食事は6時半からということなので6時に目覚ましをセットしましたが目を覚ましたのが5時、まだ早いのでホテルの中を散策することにしました。


ホテルの中はエアコンが効いていて快適です。



再び部屋に戻り、外の風景を写真におさめます。


どこかフランスの香りがします(行った事はないけど)


「ベトナム 朝食」
ビュッフェスタイルで好きな物を好きなだけ食べれますがベトナムといえば・・フォーです。
「フォーだよ、フォー」
まずはフォーから。
うんまい。 
美味いぞベトナムフォー(笑)


さまざまな種類のパンの中から当然フランスパン。
これが絶品。
パン好きの私にはこのフランスパンの味がピッタンコ。
美味いぞフランスパン。
フルーツは南国らしいドラゴンにマンゴーにスイカにパイナップル。
ジュースもスイカジュースにパインジュース。
朝からどんだけ食べたら満足するのかってくらい食べました。
普段の私の朝食はコーヒーとトースト1枚で満腹になるのに何故こんなに食べれるのか不思議でしかたがない(笑)


で、締めはこれ。
ベトナムコーヒー。
ブラックなのに? 何も入れていないのに? なぜか甘い。
練乳を入れて飲むのがこちらの普通らしいけど私はコーヒーには一切何も入れない。
というか何か入れると飲めなくなってしまう。
ブラックの苦いのが好きなのになぜかこのベトナムコーヒーの甘さが忘れられなくなってしまいそう。
美味いぞベトナムコーヒー。



ホテルの中にあるお店。
嫁「ハウマッチ?」 店員「17ドル(2000円)」 嫁「プライスダウン」 店員「ノーノー」と手を振る。
嫁「じゃあいらない」と立ち去ろうとすると 店員「もう少しダウンするよ」と嫁を引き止める。
それでも買わない振りをして一旦部屋に帰り時間を置き、再び2回目の交渉に入る嫁。
とにかく「プライスダウン」と言わないで買うと、通常の2倍から3倍の値段を吹っかけられます。
品物によっては5倍から7倍というところもありました。
事前にネットで調べると35円の品物が場所によっては220円と言われてびっくりしたことも。
嫁はこの交渉が楽しいしこれがベトナムよとルンルンだけれども時間がかかって仕方がない。
最初はノリノリだった私も2回目、3回目となるとどうでもよくなってきました。
最初から定価の値段を言ってくれよ。
なんだか・・めんどくさい。


食事も終わり外に出てさぁ散策というところにバイクに乗ったお姉さんが眼の前に。
ホテルの従業員の人だと思い「グッド、モーニング」と言うとにこやかに「ハンモック」のようなものを取り出し眼の前に広げ始め「5ドル 買って」と商売を始めました。
ホテルの入り口なのに堂々としたものです。
と言うか、まだ7時前だし(笑)
こちらの人は早起きで働き者です。


ホテルの前の「カラオケ屋」さん。



                              
「世界遺産 ハロン湾」 
 
                       
ハロン湾には500隻もの船がありその中の100隻がホテルなみの設備になっていて宿泊できるようになっているそうです。
ホテルから見えたこの船たちがそうではないかと思います。


バスに乗ったと思ったら到着です。


ガイドさんに連れられて桟橋を渡ります。


値段は120000ドン(約700円)です。
3時間の貸切だからかなり安い。


クルーは船長を入れて7人です。
私たちはガイドさんを入れて31人。


さて出発です。


ガイドの「タムさん」が説明をしてくれますが、言葉が半分くらいしか聞き取れないので途中で聞くのを諦めました。
ごめんねタムさん。


嫁は2階のデッキに上がって行きます。
天気が良いので最高です。


そのとき船長さんが手招きをして操舵室に入れてくれて舵輪(だりん)を触らせてもらいました。
めったにない経験に大喜びの嫁。



操舵室から見るとこんな感じに見えます。
ちなみに、ハロンとは、「龍が降りる」の意味だそうです。



船はゆっくり、ゆっくり進みます。
本当にゆっくりです。
左側の船から追い越されます。
誰か手を振っています。
ベトナムに知り合いはいないはずですが・・・。


君はだれだ?
あとでこの黄色いと白と帽子の女性に遭遇します(笑)


こちらは右側の船です。


後ろに洗濯物を干しているところを見ると従業員がこの船に寝泊りしているのでしょうか?



釣りをしています。
何が釣れるんだろう? 興味津々です。



そこに果物を積んだ船が近づいてきました。


青葉(孫)と同じくらいの子供が乗っています。
買ってあげたいけど事前にガイドさんから「売りにきますが買ったりお金を渡したりしないでください」と言われていたので見なかったことにします。
何となく心が痛みます。


この船の速度に合わせて器用に真横に着けます。
誰も買いませんでした。


また別の船がやってきました。


今度は貝にエビにカニくんです。
合計3隻やってきましたが買った人はいないようでした。


中国の桂林に似た壮観な眺めが眼の前に広がってきました。
(と言っても中国に行ったことは無いのですが)
ここハロン湾は別名「海の桂林」と呼ばれています。


このハロン湾は1500平方キロメートルに2000~3000もの島があり幻想的な風景を見せてくれます。
遥か昔、龍の母子が降り立ち侵入者から救ったという降龍伝説が元になり、この海がハ(降)ロン(龍)と呼ばれるようになり、モンゴルの軍勢もここに誘い込まれ敗退したという歴史があります


無謀にも一番前に座るといってきかない嫁。
まぁタイタニックのあの真似をしたいと言わないだけましか(笑)


ふと気がつくと横には何隻もの船がこの船に近づいてくるではありませんか。
何だ何だ?


と言うか眼の前はすでに大渋滞なもよう。
汽笛が「ブオー、ブオー」って一体何?


あちこちぶつけあいな状態。
私たちが乗っている船にも「ドン!」という衝撃がありました。
どうやらどこかの船とぶつかったようです。
あ~~もうパニック。


一体、なにが起きているのか?


うん? どうやらこの岩を近くで見るために一斉に船が近づいてきてぶつけあいをしたらしい。
順番を待つとかないのか?
わけわからんぞ。


            
「闘鶏岩」 

ハロン湾の象徴的な岩で2羽の闘鶏が向かい合って闘っている姿に似ているためその名前がついてるそうです。
が、私は博多の銘菓「ひよこ」を連想しました。
似てませんか?


その岩を離れ少しして振り向くとあれだけ混雑していたのにもう数隻しかいないんだよね。
だったら待てばいいじゃん、て思うんだけど国民性なのかなぁ。
ところでこの島に何かありますが見えますか?



灯台があります。
切り立った岩場になぜ? 
ここに?


「ティエンクン鍾乳洞」
                       
天宮(ティエン・クン)鍾乳洞見学のために島に上陸します


お金は50000ドン。
300円くらいです。


階段が急なので大変です。
それにしてもツアーのみなさん70歳から80歳というお年ですが元気なものです。
途中で一休み・・は私以外誰もいませんでした(笑)



クルーズ船が続々とこの島に集まってきます。



「ティエンクン鍾乳洞」と書いてあります。


さらにここから登っていきます。
足の悪い人は船の中で待機するそうです。
(入り口と出口が違うので島では待てません)


入り口はかがまないと入れません。
狭いです。



中に入ると意外と広く、高さが30mあります。


カラフルにライトアップされています(笑)
が、どうしても馴染めません。
普通に凄いのに、なんで? 


ガイドさんが「象とかイルカとか」説明してくれますが、そう言われればそう見えるかも? な感じです。


水が無い鍾乳洞なので中は暑くてたまりません。


これは「おっぱい岩」
これはわかります(笑)


こちらは1993年発見時の入り口です。


中の広さがわかりますか?
けっこうな広さです。




出口も狭いので気をつけましょう。


ここは船の乗り場です。
降りる場所と乗る場所が分かれていますので私たちの船はこちらに移動しています。


覚えていますか?
黄色と白と帽子のお姉さんです。
親子3人でお揃いの服が似合っています。


スマホをいじりながら日本語で「みてください」って言っても見ないよ。
お金をもらっているんだったら働けよって思うけどここはベトナム、よその国、日本じゃない、わかってる、わかってる、腹を立てない(笑)


さぁ、腹も減ってお昼タイム。
イケメンの船長さんが待っていました。


のどがカラカラなのでベトナムビールでかんぱーい。
親しくなったAさんご夫婦と4人で同じテーブルに。


エビと揚げ春巻き。
この揚げ春巻きがなんとも美味かった。
嫁もこれを絶賛。 
すごいぞ、揚げ春巻き。


で、で、出た~~。
この世に存在していることが嫌なカニさん。
昨日に引き続いてのご対面。
「嫁、早く食べて、目の前から消してください」とお願いしました。


その後、出された料理の味を忘れてしまったほどカニさんがショックでした。




なんだ? 魚です(笑)
頭はメバルっぽいけど、胴はチヌっぽいし、食べるとベラっぽいし、臭みはあるし、何でしょう?


せっかく船長さんが骨を取って食べやすいようにしてくれたけど、臭くて・・・。


最後は、これ。
ベトナムコーヒー。 1日20杯ちかくコーヒーを飲むほどコーヒーが好きな私ですがすっかりはまりました。
ベトナムコーヒー、旨し。


さてクルーズも終わり、休憩を挟んで4時間、ハノイに帰り国内線でフエに向かいます。


「 バスの中から見た風景」 
はい、結婚式です。





これ!  わかりますか?
ノーヘルの兄ちゃんが逆走しているんです。
ビックリしますが、ここでは当たり前のようで、クラクションも聞こえませんでした。


バイクの3人乗りを見るのも少し慣れました(笑)
その横を誰もそばにいない牛がのんびり歩いているのも少し慣れました。
こうして感覚が麻痺していくんだろうなぁ。


さて空港のレストランに到着しました。
「北部ベトナム料理」も最後です。



とにかくベトナムビール(笑)でカンパーイ。
毎回、毎回、なんにかんぱいするのか不思議です(笑)


スープ。


出ました、「生春巻き」
香草に耐えられるか? 
無理、無理、無理。

1口でギブアップ。


何を食べても口の中は香草、香草、香草。


なんとガイドの「タムさん」が見かねて香草抜きの「生春巻き」を頼みなおしてくれました。
心遣いがうれしいですね。


2日間ですが、小さい体を身振り、手振りで説明してくれて一生懸命さは十分伝わってきました。
素晴らしいガイドさんでした。
タムさんありがとうございました。


「空港内の風景」 


刺繍ですが高いです。


ツアーの男性が値段を聞いていましたが・・(笑)


右の看板のアオザイのお姉さんをよーく見ていてください。


一瞬このCAさんがモデル? と思ったくらい綺麗でした。
キレイすぎたのでモザイクはありません(笑)
ハノイからフエまでは約1時間10分のフライトです。

              
「フエ グリーンホテルフエ」 

空港からバスに乗り午後10時「グリーンホテル」に到着です。


ウエルカムティーが旨し。


部屋の広さはアセアンハロンホテルよりも少し狭いようです。


このホテルも「ドライヤー」「ポット」「スリッパ(サンダル)」「冷蔵庫」「セーフティボックス」「WiFi」が完備されています。
荷物を運んでくれたポーターさんに人生初のチップ1ドルをあげました。
ドキドキします。
あとでドルではなく「ドン」をあげたらいいよと教えてもらい、じゃあ次回は「ドン」をやろうとインプット(笑)


夜のベトナムは恐いので出歩かないようにと言われていましたがせっかく来たので親しくなったAさんご夫婦と散策に出かけました。


歩いている人はあまりいません。
「ゲームセンター」の文字が見えます。
覗くと奥が深く、昔のスマートボール(知っていますか?)のようなゲームをしていました。


コンビニもスーパーも見当たりません。
そういえばここベトナムに来てコンビニはまだ1軒も見ていません。
橋の向こうに酒屋らしき小さい店が見えました。
道はバイクのみがクラクションを鳴らしながら走っていきます。


こんな大きな四つ角でも信号機はありません。


お店の中は薄暗く誰もいません。


声をかけると若いお兄ちゃんがでてきました。
主にAさんの旦那さんが交渉します。
ここで部屋飲みのビールをゲットです。
フエの「フーダビール」
安いです。1缶40円くらいです。


後ろから来るバイク、暗い道からの人影に神経を使いながらここまで来たのでこの若者の笑顔にホッとしました。


さぁ、後は部屋に帰って寝るだけです。
が、ここでトラブル発生です。
ドアは開いたものの電気が点きません。
鍵を入り口の横のいつもの場所に差しても反応がありません。
確か出かける数十分前までは電気は点いていたはず。
この部屋だけ故障か?
隣のAさんご夫婦にも見てもらいましたがわかりません。
長い廊下を抜けてフロントに行き、何とか状況を説明します。
部屋で待つようにと言ってるようで、半信半疑で部屋に向うと8階のエレベーターの前で別のスタッフの方が待っていました。
とにかく部屋に向います。
入ると何かを探しています。
私が捨てた紙のようなモノです。
差し込みます。
電気が点きました。
部屋の鍵は電気とは関係なく私が捨てた紙がスイッチとなるようでした(笑)
部屋の外でスタッフさんが待っています。
え? 何だろう? あ!チップだ。ドルではなくドンだったよな。
急いでサイフの中を見ます。
いくらだ? 1000ドン札が見えました。
1000ドンっていくらだっけ? 急がないと待っています。
とりあえず「サンキュー」と言って渡します。
微妙な笑顔です。
あれ? どうした? 失敗したか?
ドアを閉め、深呼吸して日本円に計算します。
あ~~~~あ、 1000ドン=5円 でした。
5円のチップって?
今更、追いかけて間違いってわけにもいかず・・・。
落ち込みました・・かなり。
まぁこれもベトナム・・と思う事にしました。
お兄さん、ごめんね。
2日目の夜が過ぎていきます。

                         
ベトナム旅行記(その3)「フォーとアオザイと出会い」・・フエ観光・ダナン観光・ホイアンへ 
・・・に続きます





























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