大分トリニータ 11月18日 J1昇格 PO(準決勝) 対京都 0-4 勝ち

2012-11-19 22:30:28 | 大分トリニータ


キックオフ40分前。
選手がG裏に来る。

「行こうぜ! J1」コールで迎える。

選手の顔を見る。
緊張している。
ガチガチだ。
このまま試合に入ったら早い段階での失点が心配される。

キックオフ。

心配したとうり動きが悪い。

しかしその流れを変えたのが「デカ」だ。
17分フリーキックから芸術的なゴール。
こちらから見てると一瞬どうなったのか解らなかった。
横で「入った。デカが入れた」の声。

そこからはデカ劇場だった。

33分ジョンハンからのクロスを無理な体勢から左足でゴール。(2点目)

61分キジが倒されてPK。(3点目)

90分サンペイからのパスを受けキーパーの股を抜いてゴール。(4点目)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




せっかく京都に来たんだから一箇所くらいお寺に行きたい。
などと言うわがままな奥様に付き合った私とM君夫婦。

「東福寺」に行った。

駅に着いた時点で後悔した。
駅から出れない。
動かない。
行き先なんか聞かなくて良い。
駅から降りた全員がそのお寺に向かっているのだ。
お寺の中は当然満員電車状態。










もう時間が無いので帰ろうとしても、出口まで動かない。
秋の京都をなめてはいけない。
一日、一寺。
このくらいの時間の覚悟がなければ行くものではない。
頭に叩き込みましたよ。












開門に遅れる事30分。
ご心配をかけたみなさんすいません。
このアーチの向こうにある紅葉を見た奥様が一言。
「あれ、ここでも紅葉がキレイ。ここでも良かったなぁ」

これにはM君夫婦が唖然。笑









今年の京都戦は私が仕事の関係で来れなかった為奥様一人で参戦。
1-2で勝ち。
ここからアウェー6戦彼女自身は負けなし。










京都のマスコット。
パーサ(PURSA)くんとコトノちやん。








ご存知(笑) G裏町内会、本日のゲーフラ。








キックオフ直前の様子。
緊張感が伝わってくる。








今日の先発メンバー。











そしてサブメンバー。











前半2点を先取して意気揚々と引き上げてくる選手。







ピースサインではない。
「行こうぜ! J1」の「1」です。







はい、通路を挟んで同じく「Jワン」 笑







後半、キジが勝ち取ったPK。
蹴るのはエースのデカ。
隣で奥様が「入れろ、入れろ」と念仏のように唱えていたのが
今でも耳に残っている。笑








ゴールの左上のボールが見えるだろうか。
ネットに突き刺さった瞬間である。
カメラのレンズ越しに見るとボールが見えなかった。
時速に直したら何キロ出ているのだろう。









G裏に向かって「ガッツポーズ」をするデカ。
自身初のハットトリック完成。
すばらしい!







90分、4点目のゴールを決め、胸を何度も何度も叩いたデカ。
京都に負けを認めさせたダメ押しのゴールだった。






ロスタイム5分。
4点差があれば普段は長いと感じる5分も、
逆にオーレを5分間歌えるという嬉しさのほうが強かった。

トリニタ・オーレをここ「西京極」で歌う事の幸せ。
あの時の高松の涙を思い出した。






0-4 完封勝ち。

「西京極」にトリニータコールが響き渡った。








普段、口数が少なくあまり感情を表に出す事のないTさんをふと見ると
あれ? 目が赤い。
うん? もしかして・・・泣いてる?

いえ、泣いていいんです。
トリニータの勝利は泣けるんです。
ね! ジョンハン大好きOさん。







インタビューを終えてゴール裏に来たデカ。

監督の言葉と前置きしながら「今日の勝ちは通過点です」と言い
4点入れたゴールにも「50点の出来」と自身の目標をさらに上へと持っていく。









仲間の娘さん。
どこのTV局か聞きそびれてしまった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



デカは言った。

「今日勝って浮かれるのではなく、次の試合で勝つ事が大事」

「勝利を最優先に、何事も行動して、躍動感を持ってハツラツとプレーしたい」

「大分トリニータを元の場所に戻す事が自分のミッション」


キャプテン ミヤさん

「最後の最後まで必死に走っていたし、上に行きたいという気持ちが京都より勝っていた」


「今年はサポーターの皆さんに色んな意味でサポートしていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱい」

「皆さんに恩返しするためには、やはりJ1にいかないと意味はない」


FINALは国立。
相手は「千葉」

全ての舞台は整った。




「楽しもう、挑戦者の俺たちに失うものは何も無い」


 日本一残酷な、歓喜の瞬間を迎えようではないか!!








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする