健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

法律が追いかける。

2006-02-10 | P&E
最近、厚生労働省医薬食品局・監視指導・麻薬対策課の「麻薬及び向神経薬取締法に基づく麻薬の新規指定に関する件」で獣医さんたちに困惑が広がっています。
動物の手術や、野猿、野良犬・野良猫の捕獲のために吹き矢に塗って使用されていたケタミンという麻酔剤が麻薬に指定されようとしているからです。
麻薬指定に関する件に対してHP上で一ヶ月で260件寄せられた意見が18年1月27日に掲載されています。
麻薬に指定されますと、使用免許など格段に使用が難しくなりますが、既にアメリカ、中国では麻薬指定されています。
MDMA(エクスタシー)、MDA(ラブドラッグ)、2C-Bのような薬物が乱用されていますし、ケタミンも特にタイ・香港・中国など、日本に近い国々で乱用されており、動物用ケタミン注射剤を粉末状にして密売していた事件も発生しています。
WHOの意見も、麻薬指定の方向ですし、日本国内だけの話ではなくなってきています。麻薬以外の新たな規制を考えるのではなくて、速やかに麻薬指定して、施行までに十分な教育・移行期間を設けるべきだと思います。


写真は美し海水族館「さんご礁の海」にいた1M以上のでっかいお魚さん、とってもユーモラスな風貌で、ゆったりゆったり泳いでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶の湯のIPOD.

2006-02-10 | looking.
ただいま人気絶頂の陶芸家・内田鋼一さん。個展でも、開場までに行列が出来る、数少ない作家さんです。現在・京橋のSILVER SHELLでパート!、で20日まで、パート2で3月4日まで「内田鋼一の世界」を開催しています。
陶芸家の中には第十何代OOOザエモンのように代々続いた窯元さんが多い中、1969年まったく陶芸とは関係の無い家に生まれた方です。
瀬戸の窯業高校に入りましたが、そのときも別に焼き物をやりたくて入学したわけではありません。ラグビーの特待生として入学しています。15歳で家を出ていて、クラブの呼び込みをしたりしていて素行が悪かったそうです。ラグビーは試合中、腰に大怪我をして断念。そこから自然に焼き物をするようになったそうです。すぐに単身で韓国に渡って何ヶ月もひたすらキムチの瓶をひいたり、西アフリカに住んで野焼きをしたりしました。
注目され始めてまだ10年余りでしょうか?
私は銀座の黒田陶苑というお店で市川さんに紹介された湯呑み茶碗をひとつ買ったのが始まりです。
内田さんは、毎回の個展が驚きです。決まったスタイルがまったくありませんで、常に新しいものを提示してくれます。
ついに、お弁当箱のように可愛い15センチ四方の茶の湯セットを提案するようになりました。
写真のように箱は白くなめした鹿皮でやわらかく覆われています。黒茶碗は勿論、茶杓も打ち出して、茶筅入れも銅版で手作り、なつめの可愛いこと・素敵です。それらを包む衣装は、これまた内田さんが古着屋さんで探してきた素材です。
ハイキングにも持っていけそうですし、家庭でも気軽に茶の湯を楽しめそうですね。
次にはどんな変身を見せてくれるか楽しみな作家さんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする