健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

大和田の鰻。

2006-02-07 | 旨い!tasting.
昨日のアボットの会議でも感じたことだけれど、どうも新薬の開発の方向h性が日本と欧米では決定的に目指すところが異なる感じを受けました。
いま、世界的に不足して、各国が備蓄を争い,WHOでも買いあさっているタミフルはロッシュが開発しました。抗ウイルス薬っていうと、リレンザもグラクソスミスクライン&ビーチャム社ですし、シンメトリルもノヴァルティス社です。昨日のアボット社の抗ウイルス剤にしましても、病気の原因となるウイルスをいかにやっつけるかを、最重点のテーマにして開発している印象が強くします。
一方、日本の開発は、出てきた病気の症状を抑えたり、和らげるのを目的とした薬剤が多いような気がします。
抗生物質は、炎症を抑えます。腫れが抑えられますから、一時的に傷みや、熱は下がりますが、炎症を起こした根本原因は何ら改善されていないことになります。
無論、こういった薬理作用も、辛い症状を取り去るという貴重な働きをしていることは確かです。
しかし画期的な作用を有する薬剤というと、最近欧米が多く出てくる気がするのは私だけでしょうか?
論理的・ピンポイント指向・演繹的な考え方に慣れ親しんでいる教育がそうさせるのでしょうか?
経験的・概念的・帰納的な思考経路を持つ日本的思考の差も大きいのではないかと思います。
今日は、東京で朝から、同業者の本社にあいさつ回りをしました。お昼ごはんは亀有にある東京支店の近くにある「大和田」で、うな重を食べました。
注文してから出てくるまで時間がかかりますが、ホッコリとしてトロリと口の中で溶ける江戸前の鰻は最高でした。
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アボット社。

2006-02-07 | P&E
アメリカ・シカゴに本社を置く医薬品会社。世界130カ国に販売網を持ち、従業員6万人を有します。医薬品製造では世界10位の実績です。日本最大の武田薬品が世界では15位ですから、大きな規模です。
日本では大日本住友製薬と協同マーケッティングを44年間続けていて、今年の4月1日から完全自販の体制に変ります。
昨日は、自販体制に移るためのキックオフ会議でした。
アボットさんという医師が1888年シカゴで医薬品製造の会社を立ち上げました。ですからアボットジャパンの社長もラフジさんというアメリカ人で同時通訳の会議になりました。主力製品はクラリシッドというマクロライド系の抗生物質で、アモキシシリン、プロトンポンプとの併用で胃潰瘍の原因となるピロリ菌を駆除する作用で有名です。エンシュアという経腸栄養剤はとても飲みやすく39,1%というトップのマーケットシェアーを持っています。
シナジスという薬はシェアー100%・この薬しかないという貴重なお薬です。早産児、慢性肺疾患児、および先天性心臓疾患児のRSウイルス感染による重篤な下気道疾患を抑制します。抗RSウイルス薬です。抗インフルエンザ薬タミフルとまた違った意味で貴重は役割を果たしている薬剤です。
2007年7月には、患者さん待望の関節リウマチ治療薬が発売予定ですし、慢性腎不全治療薬も準備中です。
PAY FOR PERFORMANCE(結果には報います)という、成果主義というか、彼らの目指した展開が実現されれば対価はお支払いしますという非常にハッキリともの言う会社です。東海地区25,1%とナンバーワンシェアーで販売している私どもの会社ですから、責任も重いですし力の入った、質問も多く出た良い会議でした。
写真は沖縄で泊まったブセナテラスの部屋から眺めたプライベートビーチです。
コメント (2)
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