健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

タミフルその後。

2006-02-02 | ヘルスsoothing.
先月、東海地区ではタミフルが9億円売れたそうです。まだインフルエンザは流行していませんので主に備蓄用かと思われます。
政府も来年度予算にタミフルの供給体制整備費用も含めて162億800円の予算を計上してくれました。これで、742万8千人分の備蓄が出来る予定です。
先月24日には製造元のロッシュ社が、タミフルを200万人分WHO(世界保健機構)に追加寄付することを決定しました。懸念されるパンデミック発生時の対応として今回追加する200万人分は開発途上国のニーズに対応してWHOが決定する地域に備蓄分として保管することにしました。
ロッシュ社は2007年までには年間3億人分生産できるような増産体制を増強を行います。
抗ウイルス剤は他にもあって、パーキンソン病治療薬のシンメトリル(アマンタジン・ノヴァルティス社)は内服しますと、A型ウイルスに効果があります。
リレンザ(ザナルビル・GSB社)は吸入剤ですが、ウイルスの増殖・伝播に働くノイラミニダーゼの機能を妨げてA型・B型に効きます。
これらを含めてしっかりと備蓄してもらいたいです。
服用にあたっての注意点1、発症後48時間以内に飲み始めないと効果があまり期待できない。2、重症化しやすい人などには必要だが、すべての人に必要なわけではない。3、多用しすぎると耐性ウイルスが増えて、いざというとき効かなくなる心配もある。4、ごくまれに幻覚や異常行動などが現れることがあるので、こうした症状が疑われた場合はすぐに服用を中止し、医師や薬剤師に相談する。
ことが大切です。
昨年も、もう流行が無いのかと思われた2月から大流行しているので油断禁物です。
写真は千利庵のトマトの天麩羅です。熱々で、甘味が感じられて美味しかったです。
コメント (2)
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