三重県尾鷲市曽根町
海辺の神社へは、あまり行くことがない。
海に近い神社なら過去にも取り上げたことがあるが、ここはまさに海縁である。
杜には巨木が多く、港へと張り出した枝の葉が、時には海水に浸かっていたりするくらいで、海と木の両方を堪能できる場所だ。
これだけ海に近くて、よくぞここまで杜が豊かになったものだと思わせられるし、木々の根が海水の影響を受けないのかと心配になってくる。
ここは数年前に、歳の離れた当時高校生の従兄弟と訪れたことがある。
大人と対等に会話の出来る子ではあったが、神社に興味を持っているわけではないし、ただ神社に連れて行っただけでは退屈するだろうと思い、巨木のある神社を選んでいくつか周った。
そのうちの一つがここで、その時は木々を中心に見て周ったのだが、長らく海の写真を撮っていないので、今回は海を目的に訪ねてみた。
そのため、ちょっと神社の扱いが小さいです。
夜明け前に神社前に到着。ちょっと早すぎたので、朝焼けの海を見渡せそうな場所を探すことにした。
神社から、国道を進んでトンネルを二つ抜けた辺りで撮影。
正直、朝焼けや夕焼けの写真は好きではない。
例えば、参道で写真を撮る場合、入り口方向の鳥居を撮る人もいれば、奥の拝殿を撮る人、横に聳える木を撮る人、足許の草花を撮る人と、それぞれの人が、それぞれの好みや感性で写真を撮ると思うが、朝焼けや夕焼けとなると、ほぼ全ての人が同じ方向を向き、似たような構図で写真を撮るので、面白味が無いと感じる。
ただ、実際に綺麗な空を見ていると、やっぱり心奪われて、夢中になって撮ってしまうのだけど・・・。
本当は日の出までいたかったのだが、太陽が出てしまうと神社の写真が撮りにくいので戻ることにする。
神社横の漁港。
一枚目は、私の写真には珍しく人物が写っている。
背後は民家、鳥居奥には巨木、右手には輝く海が見える。
参道と社殿は、社域の海側に偏っている。この神社最大の木は、海とは反対側にあるので、木々をもっと見たい人は、社域をぐるりと一周した方が良い。
私は今回は割愛。
鳥居の右手の空間には、ベンチなどがあって憩える場所。
陽射しの強い日中など、大木の陰から海を眺めるのは気持ち良さそうではあるが、けっこう蚊が多い。
右はスギ、左はクスノキの巨木。
参道の左手に石垣が現れ、門をくぐる。
この門をくぐったところで、異様な姿のクスノキが出迎えてくれる。
何となく動物を思わせ、人が見ていなければ動き出しそうな印象。
何となく、語りかければ返事をしてくれそうな気もする。
拝殿は簡素だ。
本殿。
さて、あとは朝の港の風景を撮ることにする。
左手が社叢で、社務所の裏側が見えている。
船のエンジン音があちこちで響き、朝の活気が伝わってくる。
やっと右手から太陽が顔を出した。
深い湾内にあるので、波は無く海面は穏やか。
海中を覗き込むと、ウニやらコバルトブルーの魚やらがいて、それだけで楽しい。
朝陽を浴びる漁港の家々。
2万5千分1地形図 賀田
撮影日時 090910 5時~6時20分
駐車場 神社前の駐車場は契約駐車場のようだ。神社の少し南側で道が広くなっているのでそこに駐車。
地図
海辺の神社へは、あまり行くことがない。
海に近い神社なら過去にも取り上げたことがあるが、ここはまさに海縁である。
杜には巨木が多く、港へと張り出した枝の葉が、時には海水に浸かっていたりするくらいで、海と木の両方を堪能できる場所だ。
これだけ海に近くて、よくぞここまで杜が豊かになったものだと思わせられるし、木々の根が海水の影響を受けないのかと心配になってくる。
ここは数年前に、歳の離れた当時高校生の従兄弟と訪れたことがある。
大人と対等に会話の出来る子ではあったが、神社に興味を持っているわけではないし、ただ神社に連れて行っただけでは退屈するだろうと思い、巨木のある神社を選んでいくつか周った。
そのうちの一つがここで、その時は木々を中心に見て周ったのだが、長らく海の写真を撮っていないので、今回は海を目的に訪ねてみた。
そのため、ちょっと神社の扱いが小さいです。
夜明け前に神社前に到着。ちょっと早すぎたので、朝焼けの海を見渡せそうな場所を探すことにした。
神社から、国道を進んでトンネルを二つ抜けた辺りで撮影。
正直、朝焼けや夕焼けの写真は好きではない。
例えば、参道で写真を撮る場合、入り口方向の鳥居を撮る人もいれば、奥の拝殿を撮る人、横に聳える木を撮る人、足許の草花を撮る人と、それぞれの人が、それぞれの好みや感性で写真を撮ると思うが、朝焼けや夕焼けとなると、ほぼ全ての人が同じ方向を向き、似たような構図で写真を撮るので、面白味が無いと感じる。
ただ、実際に綺麗な空を見ていると、やっぱり心奪われて、夢中になって撮ってしまうのだけど・・・。
本当は日の出までいたかったのだが、太陽が出てしまうと神社の写真が撮りにくいので戻ることにする。
神社横の漁港。
一枚目は、私の写真には珍しく人物が写っている。
背後は民家、鳥居奥には巨木、右手には輝く海が見える。
参道と社殿は、社域の海側に偏っている。この神社最大の木は、海とは反対側にあるので、木々をもっと見たい人は、社域をぐるりと一周した方が良い。
私は今回は割愛。
鳥居の右手の空間には、ベンチなどがあって憩える場所。
陽射しの強い日中など、大木の陰から海を眺めるのは気持ち良さそうではあるが、けっこう蚊が多い。
右はスギ、左はクスノキの巨木。
参道の左手に石垣が現れ、門をくぐる。
この門をくぐったところで、異様な姿のクスノキが出迎えてくれる。
何となく動物を思わせ、人が見ていなければ動き出しそうな印象。
何となく、語りかければ返事をしてくれそうな気もする。
拝殿は簡素だ。
本殿。
さて、あとは朝の港の風景を撮ることにする。
左手が社叢で、社務所の裏側が見えている。
船のエンジン音があちこちで響き、朝の活気が伝わってくる。
やっと右手から太陽が顔を出した。
深い湾内にあるので、波は無く海面は穏やか。
海中を覗き込むと、ウニやらコバルトブルーの魚やらがいて、それだけで楽しい。
朝陽を浴びる漁港の家々。
2万5千分1地形図 賀田
撮影日時 090910 5時~6時20分
駐車場 神社前の駐車場は契約駐車場のようだ。神社の少し南側で道が広くなっているのでそこに駐車。
地図
明けの明星までくっきりと
朝のまずめ時の
油を流したような海の凪
いいですねぇ
人の姿も珍しいですが
映画のワンシーンみたいで
いいですよ
それにしても
書かれておられたとおり
海のそばなのに
杜の樹の豊かさったら驚かされますね
あの樟は絶対動き回っていますね
ちょうど昨夜の闊歩を止めた瞬間
みたいな雰囲気ですよ
語りかえれば答えてくれそう
まさにそんな感じです
海の近くもこうなるといいですねぇ
って海も好きなんですけどね
整形外科に行っていたのですが
膝関節(大腿骨)骨挫傷ということで
このままだとぐしゃっと骨折する
(潰れるという表現の方が正しいか…)
可能性もあるということで
数ヶ月の間松葉杖生活となりました
実のところ
福井の十五社で転んだのが原因のようで
ずっと痛みすらなかったので油断していたら
このありさまでした
奈良町をうろうろ歩き廻ったり
伏見稲荷の山を廻っている場合では
なかったわけですね…
却って悪化させていたかも…
ここしばらく違和感を感じて
実は伏見を歩いていた頃には
階段の上り下りやトイレや風呂で
腰かけたり立ち上がったりのときに
膝がグギッとする痛さを感じるように
なっていたのですが
これはいよいよ年齢的にグルコサミンや
コンドロイチンなどのサプリが必要に
なってきたか~などと軽く見ていたのでした
逆に伏見はよっしゃリハビリ~くらいの
気持ちだったわけで…
ということでしばらく紀行はお休み
但馬の紅葉もお預けです…(泣)
熊野の本で知ったんですけどね。
確かに神社がおまけですね。いやいや神社も素敵。
特に木は素晴らしい。
港は、なるほどでしたよ。三枚目の写真は凄い
ですよ。こんな港ならhiro1jzさんワールドです。
木々を見てきているhiro1jzさんの予想なら・・・
気になりますよ。困ったなぁ。金欠無視して紅葉
三昧の予定なんですよね。
車は安全安心が一番お金浮くんですよね・・・
あちきには無理だなぁ。
うげ!但馬の紅葉は早くても十一月の中から終盤
なんですね。十一月の頭なんですよ。トホホ。
楯縫は写真みると行きたくて行きたくて・・・
常陸の式内にも同名の式内あるのも気になるんで
すよ。當勝は、もちろん参拝です。唯一の式内
ではない神社ですよぉ。
これはhiro1jzさんの影響ですよ。
但馬はブームです。悪友も行くと吼えていました。
は~幽黙さんの但馬の掲載も楽しみだったんです
けど、それより早く早く治してくださいね。
青倉神社ですが
北側の巨大鳥居から行く川上ルートも
辿れるようになっているようです
こちらの方が細い林道?区間が
短いと思うのでお知らせまで
ただまた聞きなので事前確認は
お願い致します
本当はこの週末くらいに
様子を見てこようと思っていたんですが(笑)
朝焼けや夕焼けって、色の鮮やかさだけで目を引いてしまいがちなので、
シルエットになる部分がどれだけ印象的かが重要なんでしょうけど、
ここは平凡・・・。でも、明けの明星がいいアクセントになってくれました。
人物のシルエットは、もっとアップで撮りたかったんですが、
レンズ交換している暇がありませんでした。
でも、いい瞬間に出逢えたなと思います。
海の近くは、どうしても苔生した潤いある空間にはなりにくいし、
ここもそういった環境ではないのですが、
個々の木々たちはとても魅力的です。
最大のクスノキは幹周10mほどもありますが、
やはりここの主役は、この変わった姿のクスノキでしょうね。
って、これまた大変なことになってしまいましたね。
幽黙さんが活動を休まれると、私の神社へ行くモチベーションにも影響するのです(笑
膝に関しては、私も時々ズキッと痛みが走ることがあるのですが、
私の場合はまあ運動不足。
ただ、たまの運動で痛くなったりするのは、
やはり軟骨成分が足りないのかも知れません。
お互い、気をつけないといけませんね。
しかし残念・・・お早い復活を待ち望んでおります。
>eraさん
へえ、この神社が本で紹介されているのですか。
恐らくは、ここだけでなく、このあたり一帯に多い飛鳥神社との絡みですね?
三枚目はタイミングが良かっただけですよ。
ただ、純粋に「海」という意味では、同じ日の午後に訪れた場所のほうが良かったです。
というか、この日の一番の目的はそこでして、
午後はずっとそこで過ごしました。
私自身、當勝の紅葉を見ているわけではないので、
これも勘だったりします(笑
ただ、お隣の丹波や、近江の山々に登った経験からすると、
11月上旬というのはまだちょっと早いかな、と思います。
名草や青倉なら、それなりに色付いているかも知れませんが・・・。
私は、楯縫と赤淵を紅葉のメインにしようかなぁ・・・。
名草神社・養父神社・當勝神社が
11月3日のものになっているので
おおよその参考になさってください
もっとも年によって状況は
違っているわけで…
養父神社が半分くらい紅葉している感じ
名草は先っぽがちょっと紅葉している感じ
當勝神社はまだ紅葉していない感じ
必ずしも緯度や標高だけで紅葉の状況が
決まるわけでもなさそうですね
品種とかもあるのかな?
青倉神社と鷲原寺岩屋観音の訪問が11月18日で
こちらも5割方の紅葉という感じですね
それにしても、名草が意外と遅いのに驚きました。
一般的には、林内より日当たりの良い(霜のあたる)ところが早く、
モミジよりはブナやケヤキの方が早いという印象ですが、
どうも一筋縄ではいかないようで、
予想は困難を極めますね・・・。
日々の気温を見ていると、去年よりは少し早そうな気もしますが、
それでも11月半ば以降ですかね。
新聞に載る紅葉だよりは、あまりアテにならないしなぁ(笑
すよ。でも神社のこと考えて予想問題やると駄目
駄目な結果になりますよ。
そうです。hiro1jzさんの紹介の、この神社が買っ
た本に紹介されていました。この木でわかりまし
たよ。なかなか良いポイントおさえた本でした。
太郎坊権現はネットでは、ほとんどわかんなかっ
たですね。気になるなぁ。
?次の方が凄いんですか?ここも充分来てるんで
すけどね。どんなのだろ?
但馬変更しました。hiro1jzさんと幽黙さんの意見
参考にしました。できれば十一月の終わりにした
かったんですが中ごろですね。但馬は、思ったよ
り紅葉が遅いんですね。
赤渕・楯縫が中心・・・なぜか神主さんに連絡
つかないのが、その二社ですよ。確かに樹木が
濃い神社ですよね。
ホント一回では満足できないエリアだなぁ。
幽黙さん
たっぷり勉強させてもらいますよ。
赤淵の宮司さんの連絡先は御存じですか?
愚生は知っているのでなんでしたら…
もしご存じで単に繋がらないだけでしたら
電話は19時以降にされてください
宮司さんは中学校の先生でおられるので
日中から夕方は学校なんです(笑)
うわ、次の日曜が試験ですか。
ここはちょっと神社のことは忘れて、
是非とも合格してください。
太郎坊権現は、そういう場所があるという程度の
情報しか見つかりませんね。
ここと、あと二ヶ所、同名の飛鳥神社を雑多な写真で載せてますが、
どこも巨木があっていいところです。
この次に行った場所も、海がメインで神社がオマケになってしまってますが、
海と青空と夕日が堪能出来ましたし、
南紀らしい大らかな風景が撮れたと思います。
お、11月中旬になりましたか。
私もその頃に行くかも知れません。
但馬に限らず、近畿全般で、私の子供の頃と比べると、
半月くらいは紅葉のピークが遅くなった印象があります。
今から冷え込んでくれれば、見頃に当たるかも、ですね。
eraさんも赤淵、楯縫に行かれるんですね。
私はまあ何といっても近いので、
なるべく紅葉のピークを見計らって行こうとは思ってますが・・・。
>幽黙さん
宮司さんが学校の先生って、なんか素敵ですねぇ。
というか、さすがにお顔が広い。