兵庫県篠山市
以前、武庫川の上流を歩いていると、川沿いにずっと桜が植わっていることに気付いた。
さして大きな木は無いけれど、花が咲けば壮観なのではないかと思っていた。
調べてみると、「ふるさと桜づつみ回廊」として兵庫県が整備したものらしく、武庫川から加古川上流、円山川から日本海への約170kmの河川沿いに、5万本ほどの桜が植えられたようだ。
どの範囲を歩こうか少し迷うが、福知山線の草野駅から南矢代駅までの区間が、比較的民家が少なく、寄り道できる神社もあって距離もお手軽、ということで行ってみることにした。
今年はどういうわけか丹波などの山間部でも桜の開花が早く、いつも大阪より一週間から10日ほど遅い満開が、殆ど変わらない時期になった。
まだ先だとゆっくり構えていたので慌てて計画を立て、さあ行こう、という前日に強い雨が降った。
かなりの花が散ってしまっただろうと、やや気落ちして電車に乗る。
途中、三田辺りから車窓に桜が目立ち始め、まだまだ花を多く残している姿を見てホッとする。
とはいえ、満開というほどの勢いは無いし、青空を期待していたのに曇りがちの空で、あまり条件は良く無さそうだ。
草野駅を降りてすぐに武庫川沿いの道へ。
正面に松尾山を見ながら、車も人も滅多に通らない道をのんびり歩く。
対岸は国道が通っていてやや騒がしいけれど、気持ちよい。
前日に雨さえ降らなければ本当の満開に出逢えたはずだが、路面を埋める花びらに迎えられ、これはこれで良かったかも。
曇りがちではあるが朝の光も射して来て、気温も歩くのにちょうどいい感じ。
古森という集落辺り。
ここから暫くは未舗装の農道を行く。
周囲の民家も減って、目障りな人工物も少なくなるので撮影も楽しい。
青空さえ出てくれたらもっと良かったのだが。
田植えを待つ水田も花びらが彩る。
武庫川の上流といっても、水はかなり汚れているのが残念。
清流と桜、というわけにはいかない。
当野集落付近。
対岸にも小さいながら桜があって、やっぱり針葉樹が背景になると引き立つなぁと思う。
雲雀の囀りが賑やか。
立派な桜に見えるが、これは背後(対岸)にも桜があって、重なっているからだったりする。
ここからは川沿いを離れ、当野の大歳神社と栗栖野の大歳神社に立ち寄る。
どちらも再訪だが、後日掲載しようと思う。
参拝後、川沿いに戻り、この春、閉校になった学校の横を通る。
結局、青空は顔を出さないままで、あまり満足のいく写真は撮れず。
桜だけ、というのも物足りない気がしたので、川辺の草むらでカラシナとモンシロチョウを。
マクロレンズでの撮影は楽しい。
南矢代駅まではあと少しで、電車の時間に合わせてゆっくり歩く。
撮影日 160408
でも案外強くて大雨の後でも残っていましたね。
散りゆく桜って好きです。
満開の桜は見るのは好きですが、写真には撮りにくいですね。
それにしても、同じ散りゆく桜を撮っても、私なんか比べものにならない美しさですよ。
私も今年、頑張って撮ったのですけどね。
田圃の水溜まりの花弁なんて、私が撮ったらゴミなのに(笑
昨日は神河のグリーンエコー笠形へ鯉のぼりを見に行ったのですが、川に水が多かったので思いつきで扁妙の滝まで登って来ました。
午前中で日が谷間に差していない時刻だったので、撮りやすかったです。
昨日は小滝も含めてたくさんの滝を見ることが出来ました。
ヤマビルが出る直前の気候ですね。
これ以上暖かくなると、私は山には入りませんので。
でも、扁妙の滝が自宅から車と徒歩で1時間かからないと知って、これからは足を運んでみようかな。
神社は改修されていてつまらなかったので、こちらの次の投稿の神社を大いに楽しみにお待ちしております。
花を接写すると別世界ですね。
単焦点なので風景撮影はズームメインですが、
マクロを使うとやはり解像感がすごいです。
前々から気になっているんですけど、
カメラ購入されるんですか!?
実のところ、こういうソメイヨシノより山桜の方が好きなんですよねぇ。
山桜なら、まだ咲いているところもあるし、
もう一ヶ所、どこか行ってみようかと思ったりしてます。
ただまあ、ソメイヨシノは散り際も派手なので、
今回のような路面の写真も撮れたりしますから、
やはり絵にしやすいというか、魅力的な被写体です。
田圃の花びらは、PLフィルターで水面の反射を除去して撮れば、こんな風に撮れます。
べつに技術的にどうこうというものでもないので、活用されればよいかと。
風景写真には必須のフィルターと言われています。
あの辺りにもヤマビルがいるんですね。
山はこれからが一番いい季節でもありますし、
山に入らないのは勿体無い気もします。
篠山とか京都丹波は殆どヤマビルは出ないんですけど、
滝はあまりありませんね…。
というか、扁妙の滝が自宅から1時間かからないって、羨ましいなぁ。
今回訪ねた二社、以前訪れたときとは違った表情が撮れて楽しかったです。
フィルムカメラを使っていた頃、タムロンのマクロレンズを持っておりまして、
それが結構お気に入りのレンズでした。
タムロン=安物なんて言う人もいたりしますが、
マクロレンズに関しては定評がありますし、
高い純正に拘るほどの腕もありませんし、
またマクロを買うとしたらタムロンにしようと思っていました。
で、アマゾンでカメラを買うつもりで色々物色していたら、
この60mm F2.0が目に入ったんです。
格安! しかもF2という明るさ!
写真はカメラ本体よりもレンズだ! と自分を納得させて、
カメラは諦めてレンズにした次第です(笑
実際、接写性能も描画力もそうですが、ファインダーが明るい!
昔、フィルムカメラでF1.8とかの標準レンズを使っていたときのことを思い出しました。
ただまあ、私の撮影スタイルや主な被写体を考えると、
あまり使うことは無いんですが…。
色々カメラの購入理由を想像しておりました。
>あまり使うことは無いんですが・・・
山で見かけた植物なんか、写されそうな気がしました。
私の場合、フィルムカメラの時代は接写リングを使ってました。
これだとファインダーが暗くなるので、結果的にあまり使いませんでした。
私のHPに掲載した宇陀の岩神社の写真は、すべてマクロで撮ったものです。
車で行くなら、18-200mmズームと60mmマクロを持って行きます。
昨年、斑鳩のハイキングにマクロだけ持って行ったのですが、
撮れないアングルが多くありました。
欲しいです(笑
背の低い植物とか撮るとき、ファインダーが覗けませんし…。
ただまあ、あまり贅沢もできないので、もう暫く今のカメラを使い続けます。
勿論、山で見かけた植物は撮るつもりなんですが、
いざマクロを持って出掛けると、なかなか撮りたいものに出逢えません。
無いときは、マクロがあればなぁ、なんてシーンに出逢ったんですが。
モデルがいれば、ポートレートなんかも撮りたいんですけどね。
普通に風景を撮るのにも使おうと思ってますが、
やはりズームに慣れてしまっていると単焦点は使い勝手が悪いですよね。
私はマクロが加わって、レンズ三本を持ち歩くようになったので、
車じゃないのに荷物が増えて重いです(笑