2016年2月18日(木) 現在策定を進めている業務の地元説明のため、清津峡温泉に出かけた。 今日は立春を過ぎたとはいえ、雪国はまだ真冬である。 しかし、何と雲ひとつ無い快晴である。 しかも、昨日降った新雪が輝いてとても美しい。 めったにないタイミングの好日である。 清津峡トンネルは冬季閉鎖中であるが、4か所の開口部からの雪の吹き込み状況を調査するために、定点カメラを設置させてもらっている。 今日は来たついでに、そのカメラのチェックのために特別に鍵を開けてもらって中に入った。 開口部から渓谷の景色を見ると、改めて雪の少なさがわかる。 今年は例年とは比較にならないほど少雪だと地元の人は言っている。 雪下ろしをほとんどしなくていいような冬は記憶にないという。 このくらいの積雪であれば、冬季閉鎖の必要jはないのだが・・・。 一方、スキー場は営業期間が短くなって経営が圧迫されるし、魚沼コシヒカリにとっては、春以降の水不足が懸念される。 雪国では雪の降り方一つで、生活にかかわる一喜一憂がある。
〈駐車場の積雪状況。例年は少なくともこの何倍かはあるようだ。〉
〈清津川の川面にも新雪が積もって美しい。〉
〈ほとんど直壁の柱状節理には雪が着かない。〉
〈第4開口部のパノラマ展望所からの眺め。普通はこの景色は見られない〉