2020年7月20日(月) 今日は仕事で尾瀬に行けることになったので、40歳以上も若いスタッフを連れて梅雨の合間を縫って三条の滝まで出かけた。 仕事は展望施設の改修設計だが、久しく三条の滝には行っていなかったので、現状がどうなっているのかわからなかった。 三条の滝は、過去2度ほど行ったことはあるが、急な斜面を延々と下った記憶がある。 今日は御池から燧裏林道を経由して三条の滝に向かった。コースタイムでは2時間10分となっいたが、結局3時間弱かかってしまった。 昔は普通のコースタイムより早く歩けたのに、やはり年には勝てない。 でもマイペースで歩けは3時間くらいは歩けることは分かった。 新型コロナのせいでなまっていた体にムチをを入れた感じだった。 御池の駐車場から登山道にはいり、燧ケ岳への登山道との分岐を過ぎたところに、以前にはなかった鹿よけのネットが張り巡らされていた。 相当シカが増えているのだろう。 尾瀬の植物にとっての危機である。 これも温暖化の影響なのだろう。 湿原にはちょうどワタスゲが目立っていた。 三条の滝への下りは急斜面が多く、目の悪い私にとってはかなりきつかった。 20代の頃この急斜面を、心臓病で動けなくなった人を背負って登ったことがあった。 とても今では信じられない。 4~5年前は、山の鼻から、見晴十字路、三条の滝を経て御池まで7時間歩いたことがある。 70を過ぎると、悔しいけど体力は年々衰えが目立ってくる。 3000m級の山は無理だとしても、尾瀬ならまだいけると思うので、尾瀬の業務を受注した時には、仕事にかこつけてできるだけ出かけて行くようにしている。 今年は当社で設計した尾瀬沼ビジターセンターも竣工するはずなので、10月までにはまた来たいと思っている。
〈鹿の防護柵が張り巡らされていた〉
〈湿原はワタスゲが多い〉
〈ちょうど中間地点の裏燧橋〉
〈けっこう立派なブナ林の中を行く〉
〈三条の滝への分岐点〉
〈三条の滝展望台に下る急な階段〉
〈滝見の展望台は、やはり相当痛んでいる〉
〈久しぶりに見た三条の滝は、やはり迫力がある〉
〈正面に会津駒ヶ岳を見ながら御池に戻る〉