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社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

恋に落ちたシェイクスピア:意外に見ておもしろかった

2014年03月28日 | 映画
 期待しないで見てみたら意外におもしろかった映画について。

恋におちたシェイクスピア [DVD]
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ジェネオン・ユニバーサル


 この映画、かつて公開されていたときに好評だったが、今まで全く興味を引くものではなかった。制作は1998年。もう15年も前の映画なのか。

 はじめは期待しないで見ていたのだが、思わず引き込まれる物語。当時の社会背景(身分制や服装や文化などの習俗、さらに英の置かれた位置的状況[シェイクスピアがイタリアを舞台とする戯曲を書いていることなど])と、作品そのものの楽しさが、うまく組み合わされいた。また、当時の民衆の状況が生き生きと描かれていたために、舞台のおもしろさがそれを倍増させて伝えられていた。

 とりわけ物語の中で上演される『ロミオとジュリエット』が当時の状況において、以下に生き生きとしたものだったのかが、ものすごく伝わっていた。

 そういう意味で、期待してみていなかったが、非常に楽しめた映画だった。

 グイネス・パルトロウが美しく撮られていたが、調べてみると、私は、この女優の映画をたくさん見ているのだが、好きな女優なのにもかかわらず、出演した映画、見た映画などを結構忘れていた(;^_^A アセアセ…。

 スペインの料理と文化をシリーズで紹介した紀行番組があるのだが、そちらの方はしっかり覚えていたのだったけど。

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