紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

郷土料理の金山寺味噌 おおきに

2018年12月29日 | 我が家の食&漬物作り

漬物のお礼にと郷土料理の金山寺味噌を頂いた。味噌も美味しいが、中に入っている具の「瓜」が絶品。

・・・金山寺味噌について・・・

最近の作り方は、発酵させた麹を買ってきて瓜・なす・紫蘇・ショウガ・塩・砂糖などを混ぜて仕込むだけ。2~3カ月で熟成し食べられる。昔は、大豆を煎って皮を取ったり、米・麦を蒸すという手間や、麹菌で発酵させるという微妙な温度管理の難しさがあった。

簡単に作れるようになってきた金山寺味噌だが、それでも作る家庭は少なくなってきた。我が家もしかり。

金山寺味噌は、熟成してから冷凍保存すると味も変わらず固くもならない。

<貰いものの金山寺味噌>

 

 


2人の孫に翻弄されている 

2018年12月29日 | 田舎暮らし&家族

冷たい北風が吹き荒れ、時折、雪がちらつく寒い日だった。とても外に出る気はしなかった。コタツで丸くなるしかなかった。


・・・(コンビニ)・・・

そんな寒い日の昼下がり、「おじいちゃん、コンビニ行こう」と言いながら、4歳と7歳の孫が2人連れだって入ってきた。

「ママが家にいるやろ」と問いかけると

「ママはコタツで寝てるし、お兄ちゃん達はゲームしてる。だから、コンビニ連れって」と。

のらりくらりとかわしていてが、お構いなしに「コンビニ行こう」を連呼し始め、テレビを見ているどころではなくなった。

「アレッ この寒いのに靴下はいてへんしジャンパーも来てへんし。外は寒いし風邪引くで」

「靴下、履いてくるわ。ジャンパーも着てきたら連れってくれる?」

「・・・(ノーコメント)」

2人が家に戻っていった後、隣にいた家内から「しつこいから、連れていかなしゃーないで」と。

寒風の中、2人を車に乗せてコンビニに走った。コンビニから戻り車から降りる時、「おじいちゃん、ありがとう」と。心地よい言葉が返ってきた。この言葉が魔法みたいに自分の心を酔わしてしまう。


・・・(YouTube)・・・ 

買ったばかりのテレビがwifiに繋がっている嬉しさから、YouTubeで「ちあきなおみ」などの懐メロソングを見ていた時だった。また、例の2人が揃って入ってきた。

このテレビ、「YouTubeできるん?」と聞いてきた。

思わず、「YouTubeって言葉、知ってんの?」問い返した。

「ウン、パソコンでもみれるし、ゲーム機でもみれる」と。

「ヘー」と言うしかなかった。YouTubeが何のことやら知らない家内は、隣でポカーンと聞いているだけだった。

「YouTubeできるんやったら、アンパンマンにして」

「家で見れるんやったら、帰って見たらエエのに」

「家のはお兄ちゃん達がゲームで使ってるから、見れん」

やむなく、アンパンマンにした。

こうなると、コタツに丸まって寝るしか仕方がなくなった・・・


<いつも入ってきては、翻弄してくれる天使たち>