紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

2人の孫に翻弄されている 

2018年12月29日 | 田舎暮らし&家族

冷たい北風が吹き荒れ、時折、雪がちらつく寒い日だった。とても外に出る気はしなかった。コタツで丸くなるしかなかった。


・・・(コンビニ)・・・

そんな寒い日の昼下がり、「おじいちゃん、コンビニ行こう」と言いながら、4歳と7歳の孫が2人連れだって入ってきた。

「ママが家にいるやろ」と問いかけると

「ママはコタツで寝てるし、お兄ちゃん達はゲームしてる。だから、コンビニ連れって」と。

のらりくらりとかわしていてが、お構いなしに「コンビニ行こう」を連呼し始め、テレビを見ているどころではなくなった。

「アレッ この寒いのに靴下はいてへんしジャンパーも来てへんし。外は寒いし風邪引くで」

「靴下、履いてくるわ。ジャンパーも着てきたら連れってくれる?」

「・・・(ノーコメント)」

2人が家に戻っていった後、隣にいた家内から「しつこいから、連れていかなしゃーないで」と。

寒風の中、2人を車に乗せてコンビニに走った。コンビニから戻り車から降りる時、「おじいちゃん、ありがとう」と。心地よい言葉が返ってきた。この言葉が魔法みたいに自分の心を酔わしてしまう。


・・・(YouTube)・・・ 

買ったばかりのテレビがwifiに繋がっている嬉しさから、YouTubeで「ちあきなおみ」などの懐メロソングを見ていた時だった。また、例の2人が揃って入ってきた。

このテレビ、「YouTubeできるん?」と聞いてきた。

思わず、「YouTubeって言葉、知ってんの?」問い返した。

「ウン、パソコンでもみれるし、ゲーム機でもみれる」と。

「ヘー」と言うしかなかった。YouTubeが何のことやら知らない家内は、隣でポカーンと聞いているだけだった。

「YouTubeできるんやったら、アンパンマンにして」

「家で見れるんやったら、帰って見たらエエのに」

「家のはお兄ちゃん達がゲームで使ってるから、見れん」

やむなく、アンパンマンにした。

こうなると、コタツに丸まって寝るしか仕方がなくなった・・・


<いつも入ってきては、翻弄してくれる天使たち>

 

 



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