紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

今季の直売 出荷終了

2018年12月26日 | 家庭園芸&直売所

今朝も家内が「花卉」を軽トラに積んで直売所に走った。

昨夜の20時半頃のことだった。「今朝持って行った花卉の殆どが売れた。どうしよう」と問いかけられた。

花卉の出荷準備は活け花のセンスがないと組み合わせができないので、自分が手伝うことはない。そういう気楽さと、こんな時間から夜なべ作業はしないだろうと思って、

「そりゃ、明日、持って行かなアカン」とけしかけてみた。

何と、「そうする」と言って、暖房のない倉庫に家内は向かった。

19時頃の最終売上メールで売上が伸びたので、本人も明日出荷すべきかどうか迷っていたみたいだったが、自分の一言が後押しした。

 

花卉は芋と違って単価が高く、1日に1つしか売れない日が続いたり、4つも5つも売れる日もある。多く売れた日は機嫌良く報告してくれるが、そうでない日はお通夜のように沈黙したまま。

一喜一憂する様がありありと伝わってくるだけに、その様子を察知して「なぐさめたり・共に喜んだり・おだてたり・ひやかしたり」と反応することで、会話が弾んでさらに話が盛り上がったりもする。

安納芋は、すでに出荷終了した。花卉も今朝の分で出荷終了となる。

直売所の売上金から、手数料や芋の苗代やマルチなどの諸経費を差し引いた純利益で「小旅行」するのが自分達の楽しみの1つ。今年は、安納芋の収量が少なくて売り上げも少なかったが、花卉が頑張ってくれたので、「白浜温泉1泊旅行」は確実となった。

宮殿のような「川久」に泊まるには少し足りないが、デラックスな「古賀の井リゾートスパ」なら泊まれそう。

いつもこの時期になって思う。「来年こそ、頑張って豪勢な旅行をするぞ」と。その気勢が1年間続かず、同じことを繰り返すのが我が性分。でも、そんな自分を嫌いではない。この歳でガムシャラに働けば、体が泣き出すことを知っているだけに・・・