紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

除草剤を電池式噴霧器で散布した 我が流儀の除草対策

2016年07月01日 | 家庭園芸&直売所

先日、草刈機で果樹畑の下草を刈った。草刈機だと根が残るため、雨が続けば、すぐに新しい芽が出てくる。いつもは、草刈機で地上に出た膝上の草を刈り、新たな芽が5cmぐらいに伸び始めてから除草剤を散布するようにしている。

近隣のみかん農家だと、雑草が伸びてくれば「動力噴霧器」で除草剤散布する。草刈機で刈る作業はしない。でも、動力噴霧器で散布すると噴霧量が多い上に雑草の背丈も高くなると、「高価な除草剤」を半端ないほど使用する。昔ながらに、みかん園を「鍬」で雑草退治する農家は殆どいなくなった。

我が家庭園芸では除草剤散布に動力噴霧器を使わないものの、噴霧量の少ない電池式噴霧器といえども膝上までの雑草に薬剤散布すれば、「高価な薬剤」がたくさん必要となり作業時間も長くなる。

薬剤などのコストや作業時間や労力を最小限にしたい家庭園芸。

野菜畑は除草剤を使用する訳にはいかないので、鍬を使って根こそぎの雑草退治をしたが、とても果樹畑までそうした労力を使うほどの「体力と気力」はない。かくして、我が家庭園芸では、草刈機で2時間、数日してから電池式噴霧器で薬剤散布が2時間という工程で果樹園の伸びた雑草と向き合っている。

使用する薬剤も、みかん農家が使う「ラウンドアップ」ではなく、根が浅い落葉果樹にも優しい「プリグロックスL」を使うようにしている。翌日に枯れ始めるという即効性がある一方、ラウンドアップのように根こそぎという訳にはいかないので、近隣のみかん園に比べると、雑草退治のサイクルも短くなってくる。