薬剤散布するときは、動力噴霧器、10L背負い式手動噴霧器、5L電池式噴霧器(除草剤以外)、5L電池式噴霧器(除草剤専用)を使い分ける。果樹や庭木への散布や果樹畑の除草剤散布時には、主に手軽な5L電池式噴霧器に頼ることが多い。
今、地域では「みかん」の黒点病防除期間になっている。早朝から、動噴(動力噴霧器)のエンジン音がアチコチから聞こえてくる。薬剤は「ジマンダイセン水和剤」という殺菌剤だが、殺虫剤も入れて同時防除する農家も多い。近隣の畑で農薬散布が始まると、我が畑に病害虫が逃げてきたり病害虫の温床にもなってしまう。そうした事情と梅や庭木などへの毛虫防除も兼ねて、みかん類だけでなく落葉果樹や庭木への薬剤散布をした。
10数年以上使ってきた5L電池式噴霧器(除草剤以外)、噴霧パワーが弱くて薬剤散布に手間取っていたが、廃棄するのももったいないので辛抱して使ってきた。先日、奮発してパワーのある5L電池式噴霧器を買ってきたので、今朝、初めて使ってみた。
期待していた噴霧パワーが、10L背負い式手動噴霧器に匹敵するぐらいで申し分がなかった。2つの噴口の内、1つの噴口が自在に開閉できるので、1つの噴口で散布すれば噴霧パワーをさらに強くできるのも気にいった。噴口の噴霧パターンを調整すれば、高い庭木や伸びた梅の枝も結構な範囲でカバーできた。散布後の洗浄スイッチ、懇切丁寧な説明書にも気配りを感じた。ただ、噴霧パワーが強いだけに5Lタンクの薬剤がなくなるのも早かったが、それは止むを得ないこと。
5~6mもある庭木の全てをカバーするのは無理だが、脚立を使えば何とかなりそうな気もする。動噴の噴霧パワーとは比較にならないものの、手軽な噴霧器として広範囲に使え、使い勝手も良く大満足。奮発した甲斐があった。たまたま選んだ噴霧器、他メーカーの噴霧器を知らないので比較はできないが・・・
<写真:奮発して買った5L電池式噴霧器>
汗だくになった体、シャワーを浴びた後は、冷やしたスイカに塩をパラパラと振って水分と塩分を補給した。食べたスイカは、「小玉スイカ」なので2つをまとめ切りし冷蔵庫に入れておいた「甘ーいスイカ」。我が味覚では、どちらも糖度12度あるかないか。