整枝も受粉作業もせず放任してあったスイカ。時々、見回っては結実したのを見つけた時に「色棒」を立ててきた。蔓が伸び放題になったスイカ畑、久々に蔓を持ち上げたり、かき分けたりして結実を確認していくと、「色棒」を立てていないのに大きくなったスイカをいくつも発見したり、着果間もないスイカも見つけたりで驚くばかり。
あわてて、「色棒」を立てたスイカと見比べながら新たに「色棒」を立てて回った。自然受粉がミツバチによるのか他の虫なのかはわからないが、自然に任せてきた今年のスイカ、予想以上にたくさん収穫できそう。
色棒は5日単位に、白・黄・赤の3色のテープを使い、それぞれの色について1重・2重・3重の3種類と組み合わせ、大まかに着果状況がわかるようにしている。
買ってきて植えた接ぎ木苗は、大玉赤スイカ2本、大玉黒スイカ1本、小玉赤スイカ1本の4本。去年美味しかった小玉スイカの種を育て、約3週間遅れで2本を追加した。
アライグマ対策にパイプやネットなどの資材も買ったし、マルチや蔓用の網や肥料も使ったから原材料費で10000円弱がかかっている。家庭園芸といえども、それに見合う以上の収穫を期待したいもの。
現在、サッカーボールよりも大きなった大玉スイカが11個、小玉スイカは着果間もないものを入れて6個、合わせて17個のスイカが育っている。
「17個のスイカ、買えば20000円以上はするかも・・・」
「大玉スイカ1個、たらふく食べても3日はかかる、小玉スイカ1個は1.5日か、7月中旬から食べ始めるとして8月末まで、毎日スイカ三昧の日々か・・・」
などと、スイカ畑を眺めながらウキウキ・ワクワク気分でいると、暑さなんて忘れてしまった!
<写真:色棒で収穫時期がわかるようにしているスイカ畑>
<写真:アライグマ対策のため全面をネットで覆い、さらに下部には防虫ネットをぶら下げて二重に防御したスイカ畑>