昨日、雨上がりの後、7個目・8個目となるスイカを収穫してみて、これまで自分が思っていた「スイカの評価」が変わってきた。今まで、大玉スイカは「8KG以上」のサイズで、しかも糖度が「12度」以上の「スイカ」ばかりに恋い焦がれてきた。
7個目の「黒皮大玉すいか」は重さが5kgだったが両手で持ってもズシリと重く、しかも糖度が11度後半と甘かった。単に5kg以下が「落第生」だと決めつけてきた自分の勘違いに気づいた。8個目の「大玉すいか」は計量すると7kg弱、でも見た目からは申し分ない立派なサイズ。糖度は切ってみないとわからないが・・・
大玉スイカの見方が変わってきた。大きさの評価ランク変えることにした。「6~8kg」は「ご立派サイズ」、「8~10kg」は「どデカイサイズ」、「10kg以上」は「オーマイゴッドサイズ」、「4.5~6kg」は「合格サイズ」、「4.5kg以下」は「小玉に負けるなサイズ」と呼ぶことにした。
大きさより大事なのは美味しさのポイントを握る「糖度」、長年の経験でそうなったのか我が味覚は大体の糖度を当ててしまう。大まかには、食べて「甘い・甘い」と感じたら「糖度12度前後以上」、「甘い・いける」と感じたら「糖度11度前後」、「チョット・チョット」と感じたら「糖度10度前後」。時々は、糖度計で確認もする。
食べる「スイカ」は、大きさよりも「糖度」が高く「食感」がいいものが美味しい。甘さだけなら「小玉すいか」に軍配が上がるようなするが、「大きなスイカにかぶりつくときの醍醐味」「かき氷のようなサクサク食感の味わい」は大玉スイカでしか味わえないし、それが夏の風物詩と思っている。そのため「大玉スイカ」を作っている限り、どうしても「大きいサイズ」に憧れてしまう。
<写真:7個目の5kgの黒皮の大玉スイカ。大きくはなかったが糖度11度後半で満足>