前日・前々日ともに、暑さで早々に畑から退散した。それを見かねたのか、昨夜、家内と娘から「朝から畑に行くんだったら、朝食、作ってもらわなくてもカマヘンよー」との気遣いの声がかかった・・・ その声に後押しされ、今朝は気温が高くない5時半から庭木回りや果樹への薬剤散布をスタートした。
散布目的は、庭木周りの蚊や害虫の退治、果樹畑は毛虫や害虫の予防。4~5mもある庭木だと動力噴霧器(略して動噴と呼んでいる)の噴霧パワーでないと上まで薬剤が届かない。低木に剪定している果樹も葉が生い茂っているので、動噴の噴霧パワーと噴霧量がないと薬剤が行き渡らない。でも、倉庫から動噴・ホースリール・噴霧ノズル・500Lタンクを出して準備するのが大変。また、タンクを軽トラに積んで耕作者用の水汲み場まで行くのも厄介。そこで、背負い式の10L・手動噴霧器をと思ったが重いのでやめた。結局、5Lの電池式噴霧器を使用。
かくして、高い庭木には「根本周り」だけの散布、生い茂った果樹には「おさわり」程度の散布となった。効果は少なくても殺虫剤を散布したという満足感だけは味わった。
薬剤散布が終わったのは朝の8時過ぎ。なのに、軒下の日陰の温度計をみると30.0度、屋内は28.3度。外で陽射しを受ければ33度ぐらいになっているかも・・・ まだまだ、時間とともに気温がグングンと上がってくるはず。「よし、今日の畑作業は、これで終り!」と決めた。
近隣のみかん農家だと、朝5時頃から薬剤散布したり、みかんの摘果作業をしている。暑いから終りなんて言ってられない。せいぜい、昼食後に昼寝する程度。その気力・体力に頭が下がる。我が畑作業、気楽な家庭園芸というよりは怠惰な家庭園芸なのかも・・・