酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

君の瞳に乾杯

2013-05-19 | 写真部屋
3月に会ったあの仔馬は今どうしているかと、再び牧場を訪れる。

が、もう大きくなって仔馬なのかどうなのか分からないのか不在なのか。馬は沢山いるのだが、どれがどれやら(笑)。でも、馬は良い。しばし馬たちとふれあい帰ろうとすると小屋の窓から…


おおっ仔ウシだ。

中に入ってみるとチビたちが駆け寄ってくる。どうやら仔ウシのミルクやり体験というのがあって、ヒト慣れしているよだ。

それにしても人なつっこい。


ごめんよ~手ぶらで。ミルク持ってないんだよ。

それにしても可愛い。この瞳にメロメロだ。
世の中の嫌なものや辛いことを知らない、その瞳は芯まで優しい。

え?わさび部長の目はどうかって?
あいつは時々、都合の悪いときにズルイ目になるからなあ(笑)


期せずして仔ウシに癒された後はランチ。恒例の、おもむろにお湯を沸かしてアウトドアカップヌードル。


今日はこんな景色をおかずにして。

陽を浴びるとちょと暑いくらいの日中。ああ出かけて良かった。およそ久しぶりに身体が温まったような気がするのだった。


おまけ

帰り道のキタキツネ。


体型がわさび部長に似ている。

ほろ苦。

2013-05-19 | 酒風景
昼の気温がやっと20℃近くまで上がった週末、陽気という言葉を身体で思い出した。
桜の開花宣言が出た旭川であるが、公園ではまだツボミがほろころんだくらいで、花盛りにはほど遠い、今年は何ともちぐはぐな春。

ではあるが、春が来ようが来まいが居酒屋には行かねば。

ほら、いいことがあった。


アップすぎて分からないか(笑)。フキノトウの天ぷら。

ほこほこと春が香る、わずかこの時期だけの味覚。
美味しいかどうかよりも新しい季節の到来を喜ぶ味というべきか。だから日本人はそれを「旨い」と表現する。

な~んてな。そんな殊勝なことをつい言ってしまうのは、味のほろ苦さのせいかもしれない。
フキノトウに限らず春~初夏の味覚は、特に山菜はだいたいがほろ苦い。

それは、暖かくなったからといってウキウキと浮かれてばかりいてはいけないという、戒めなのである。

口から出任せを言ってしまったようだが、ふと思いついて書いた割には、それ、道理かも。
昨夜のフキノトウが今、身体に効いている。