昭和40年代、小学校低学年。
夏休みには必ず「昆虫採集」でした。
近所の文房具屋さんで
注射器入りの昆虫採集キットを買って
セミを捕まえては意味も分からず
赤色の薬液を注射していました。
今でもAmazonで
売っているようです。
セミのなかでも
「クマゼミ」は特別で
「アブラゼミ」や「ツクツクボウシ」と比べると
なかなか捕まりにくい希少なセミでした。
そんなわけで
「クマゼミ」には青色の薬液を
注射したものです。
夏の草むらには
よく「チョンギース」がいました。
鳴き声がそのままなので
それが学名かと思いきや
調べてみると
「ニシキリギリス」が
正式名称です。
本州の西側に生息しているキリギリスで
関西より東側には
「ヒガシキリギリス」が生息しています。
西と東で鳴き声が微妙に違います。
毎月第一日曜日は恒例の
「Luna Relax」の日。
自宅まで出張してもらい
快適な時間が流れます。
▲Luna Relax
施術が始まりしばらくすると
近場で虫の鳴き声がしてきました。
室内で鳴いているかのように聞こえます。
鳴き声に近づいてみると
自宅の外壁に張り付くようにして
鳴いていました。
鳴き声から同定するアプリ
鳴き声検索
を使って探します。
すると
「ニシキリギリス」
つまり
「チョンギース」だと分かりました。
わざわざ
日差しで焼けた壁でしかも2階で
鳴くことはないと思うんですが
気持ち良さそうにしばらく鳴いていました。
▲鳴き声検索
ちなみに
鳴き声はよく聴くと
チョンギース
ではなく
ギース、ギース、ギース、チョン
ギース、ギース、ギース、チョン
でした。
そういえば
バッタは採集したことがなかったなあ。
草むらを走り回っていた
あの頃の夏休みを思い出しました。