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三島由紀夫

2020年03月11日 | 映画日誌

▲映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」予告編



映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」
は今月20日に公開の予定です。
昭和45年11月25日市谷駐屯地での
演説と割腹自殺は
当時まだ幼かった記憶に
うっすらとですが残っています。


高校生の頃
古文の先生に勧められて
三島由紀夫の作品を読みました。
難解な文章でしたので
辞書を引きながら読み進めましたが
当時はその内容の深さに
なかなかついていくことが
できませんでした。


なかでも
「豊穣の海」全4巻は
所謂、輪廻転生がテーマで
東洋思想や仏教思想の奥深さに
触れることができました。
また
第2巻「奔馬」で描かれた
割腹の描写などは今でも鮮明に
記憶しています。
その後
何度か読み返し
仏教思想を学びなおす
きっかけにもなりました。


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この作品は
割腹自殺の前年
昭和44年に行われた
東京大学全学共闘会議との討論が
ドキュメンタリーとして
公開されます。


日本はその後
「70年安保」を境に
戦後の安定期に入って行き
学生運動も下火になっていきます。
大学に入学した昭和58年は
一部の大学を除いては運動的な学生は
政党の下部組織が中心でしたが
社会正義を謳う団体は多くあり
その後、エロコジー的な活動へと
シフトしていきました。


当時の学生が
何を信じ何を考え何をしたのか。
そして
その息吹が現在まで
どのような影響を与えているのか。
楽しみな作品です。
ちなみに
当時学生だった方はもとより
宗教的な立場での考察もあるようです。


三島曰く
「言霊を残して去っていく」
死を覚悟しての討論だったのですね。



▲映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」予告編





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