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メッセージ

2021年05月09日 | 映画日誌


今日は5月9日の日曜日。
今日までゴールデンウイークという方も
いらっしゃるでしょうね。
昨年同様
解放感の薄い連休という感じがしたのは
ワタシだけでしょうか?


さて
そんな連休中の巣籠り生活で
久しぶりに映画を観ました。
原題は「Arrival」
邦題は
「メッセージ」
です。


2016年公開のこの作品は
数々の受賞歴やノミネートがあり
なかでも
イギリスの第70回アカデミー賞では
「音響賞」を。
アメリカの第89回アカデミー賞では
「音響編集賞」など
たしかに独特の雰囲気のある作品にふさわしく
音響効果のすばらしさには感嘆しました。


ところで
この作品を観た方が一様に
「あっ、あのばかうけね!?」
などと言うので何かしら爆笑する
コミカルなシーンがあるのかと
気になっていましたが映像を観て
なるほどまさに
煎餅の「ばかうけ」がそこにありました。




この作品はSFですが
宇宙人来襲で人類がひとつになるという
旧来からのストーリーを踏襲しています。
ただこの作品の特長は
「言語」にスポットを当てたことです。
「ヘプタポッド」とよばれる宇宙人が
地球に来た目的がわからない。
なぜなら言語体系が全く異なるからです。
それを解明しながら展開していく
言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)が主人公です。





彼らの文字を分析すると
人類に「武器=道具」を与えるために地球に来た
と解釈の出来る返答があり
これを脅威と見なした中国軍が
ヘプタポッドとの戦争の準備を始めてしまう
というストーリーが続いていきます。
以降ネタバレになりますので
DVDやNetflixでの配信でお楽しみください。



一度観ただけでは
「なんのこっちゃ!?」
って感じですが2回、3回観て
「なるほど!」
となるテーマがベースになっています。
過去、現在、未来の
時間軸を飛び越えた現実が
目の前で展開されると
こんな感じなんだなあと
深い感動を覚えた作品でした。









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