俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

四葩(よひら)

2019年06月13日 | 俳句

夏風邪に 嫁御かかりて 転た寝す
(なつかぜに よめごかかりて うたたねす)
20374 【季語】 夏風邪 【季節】 仲夏


父の日に 亡き母偲ぶ 我が居て
(ちちのひに なきははしのぶ われがいて)
20375 【季語】 父の日 【季節】 仲夏


萍を 鴨は二分して 鯉泳ぐ
(うきくさを かもはにぶして こいおよぐ)
20376 【季語】 萍 【季節】 三夏


雨雫 残りて四葩 煌めけり
(あめしずく のこりてよひら きらめけり)
20377 【季語】 四葩 【季節】 仲夏
四葩=紫陽花


噴水の 飛沫に見ゆる 風の息
(ふんすいの しぶきにみゆる かぜのいき)
20378 【季語】 噴水 【季節】 三夏



6月13日

2019年06月13日 | 三選俳句暦

2006年6月13日
亀撮るに ガメラに見えて 怖くなり 
(かめとるに がめらにみえて こわくなり)
505 【季語】 亀 【季節】 三夏


2007年6月13日
このごろは 梅雨の話に 耳遠く
(このごろは つゆのはなしに みみとおく)
3670 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏


2008年6月13日
短夜と 感じながらも 夜更かしを
(みじかよと かんじながらも よふかしを)
6520 【季語】 短夜 【季節】 三夏