俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

冬景色

2009年11月29日 | 俳句

なで肩や カメラ滑り落つ 冬の朝
(なでがたや かめらすべりおつ ふゆのあさ)
10956 【季語】 冬の朝 【季節】 三冬


温かき 目刺をあてに 冬の旅
(あたたかき めざしをあてに ふゆのたび)
10957 【季語】 冬の旅 【季節】 三冬


窓際も 陽当たるところ 小春なり
(まどぎわも ひあたるところ こはるなり)
10958 【季語】 小春 【季節】 初冬


曇りける 窓の露こそ 冬景色
(くもりける まどのつゆこそ ふゆげしき)
10959 【季語】 冬景色 【季節】 三冬


ここかしこ 笑い声ある 冬の旅
(ここかしこ わらいごえある ふゆのたび)
10960 【季語】 冬の旅 【季節】 三冬


左手に ビール右に筆 揺れる冬
(ひだりてに びーるみぎにふで ゆれるふゆ)
10961 【季語】 冬 【季節】 三冬


飲むほどに 笑うほどにぞ 小春増し
(のむほどに わらうほどにぞ こはるまし)
10962 【季語】 小春 【季節】 初冬


雲介し 強き陽の射す 冬の空
(くもかいし つよきひのさす ふゆのそら)
10963 【季語】 冬の空 【季節】 三冬


コメント
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