『さくらんぼ 鳥も啄む 美味さかな』
(さくらんぼ とりもついばむ うまさかな)
『田植時 一年一年 狭くなる』
(たうえどき いちねんいちねん せまくなる)
『鶺鴒と 雀仲良く 水浴びし』
(せきれいと すずめなかよく みずあびし)
『菖蒲咲く 風の筋なる 濃紫』
(あやめさく かぜのすじなる こむらさき)
『蜘蛛の糸 風に吹かれて 有るを知る』
(くものいと かぜにふかれて あるをしる)
『マンションの 紫陽花咲いたと 自慢げに』
(まんしょんの あじさいさいたと じまんげに)
『紫陽花に 似合うものあり 五月雨』
(あじさいに にあうものあり さつきあめ)