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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

七五三

2006年11月15日 | 俳句

『七五三 子供泣き顔 親笑顔』
(ひちごさん こどもなきがお おやえがお)


『七五三 千歳飴舐め 気も和み』
(ひちごさん ちとせあめなめ きもなごみ)


『妹六つ 七五三にも 興薄く』
(いもむっつ ひちごさんにも きょううすく)


『夕時雨 軒から軒へ 走り抜け』
(ゆうしぐれ のきからのきへ はしりぬけ)


『時雨るるや 飛鳥の寺の 柱跡』
(しぐるるや あすかのてらの はしらあと)


『道の端 小から大の 落葉かな』
(みちのはた しょうからだいの おちばかな)


『冬炬燵 隠れサインか 足蹴らる』
(ふゆこたつ かくれさいんか あしけらる)


『炬燵にて 足相撲する 夫婦あり』
(こたつにて あしずもうする ふうふあり)


『外人の ママチャリ褒めて 冬浪花』
(がいじんの ままちゃりほめて ふゆなにわ)


『風呂吹きの 鰹の踊り 箸を止め』
(ふろふきの かつおのおどり はしをとめ)