僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

アート・イン・ナガハマ2019~小倉宗さんの『詩人』~

2019-10-06 18:00:00 | アート・ライブ・読書
 1987年に始まった「アートインナガハマ」は今年で33回目の開催となり、すっかり長浜の秋のイベントとして定着している感があります。
もっとも出品されるアーティストの傾向は時代と共に変化してきているのは感じますが、プロ・セミプロから趣味で自己表現されている方まで特色のある200組近い作家さんが長浜の街に集結します。

毎年楽しみにしているのはアクリル画家の小倉宗さんの絵で、2007年に初めて絵を購入してから13年間引き続き楽しみにしている浮酔絵師です。
初めて小倉さんの絵を知った頃には既に絵本「じゃんけん戦争 あっちの国こっちの国」を出版されて世に認知されておられましたので、1990年代から活躍されている画家(絵師)となります。



小倉さんのブースで最も気になったのが『詩人』と名付けられた絵でした。
この絵には2009年の日付が書かれていますので10年ほど前の作品になりますが、とても好きな絵で気に入っています。

当方の小倉コレクションを見ると、2007~2009年の作品と2014年以降の作品に分かれており、AINで出会った絵の中での当方の好みが反映されているようにも思えます。
いつもいつも申し訳ないのですが、小倉さんに『詩人』を持ってもらって撮影させて頂きました。あつかましくてすいません。



AINを巡っていて面白いなぁと思ったのは、愛知県瀬戸市から来られた「工房すこっぷ」の瀬戸焼の陶器人形でした。
とぼけたような、でも愛らしい表情をした人形を見ていると、気持ちが和らぎます。
ブースでは足を止めて作品をひっくり返して見ている(足の裏に値段が書かれている)方が何人もおられましたよ。



行ったり来たりしながら少し迷いましたが、3度ブースに戻り思い切って人形2体を購入。
今は、小倉宗さんの銅版画を置いているサイドテーブルの中に混じって、家族を癒してくれています。



クラフトや猫フォト写真を展示されていた池崎継仁さんの猫フォトも興味深かったと思います。
可愛らしい猫の写真も愛嬌がありますが、神社仏閣とうまく合わせた写真は撮れたら楽しいだろうなぁとほんのりするような写真でした。
猫の撮影場所などの情報をちょこっとだけ教えて頂きましたが、猫フォトの世界も奥が深そうで面白そうですね。



ネットで小倉さんの新作情報を公開してくださっている方がおられますので参考にさせて頂いていますが、そこで見たある作品があまりに素晴らしかったので小倉さんにどうなったか聞いてみました。
すると、“あの絵は銀座で売れました。”とのことで、やはりいい絵は目聡い人が押さえてしまいますね。
AINでも小倉さんのブースに到着した時には先客の方が2枚の絵を購入されていましたので、コアな小倉ファンは根強いなぁと毎年実感することになります。





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