超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

オキナワ旅行を計画す

2014-08-06 22:11:31 | 旅行お出かけ
今年は結婚してキリのいい年だから、夏休みは今までになかった大きな旅行しようと話していた。息子甘辛は部活の青春真っ只中で親と旅行に行く年齢でもないから、費用も2人分ですむ。我々が外出している間、弁当やら選択やらあるので、実家の母親に協力を仰ぐことになるがそれはそれでよいらしい。昨年のように秋の親子旅行を企画して御礼とすることにした。先日書いたように最初は海外クルーズを企てたのだ。タキシードを来て「仮面舞踏会」のようなタイタニック(縁起でもない!?)な超豪華セレブクルーズではないが、航空機で母港近くまで行き出港後は周辺各国の要所を巡る魅力的なツアーも結構たくさんあった。しかし欲張り過ぎて毎日「夜出向して朝、次の目有名観光地に上陸」というのを繰り返すまるで夜行バスツアーで、豪華絢爛な客船の施設を堪能したければ「24時間戦えますか」という体力の限界に挑戦みたいなワイルドなものだったので、方向転換を余議なくされた。恐らくこんな詰め込みツアーを企画するのは日本人くらいのものだろう。

有名どころでグランドキャニオン周辺やカナダのオーロラ見学、フランスのモンサンミッシェル、ナスカの地上絵、果てはインファント島(はモスラで正しくはイースター島)まで検討範囲を広げてみたが、ツアーで見るとどうも優雅さがない。。。時間のない日本人向けで効率重視なのは分かるが、詰め込み過ぎるのである。ラスベガスから手配する1泊2日ツアーなど、早朝5時に出発して5時間かけてセドナ、昼過ぎに出発して16時半にグランドキャニオン、いくつか見学して夕日を見て宿泊、翌朝7時に出発して3時間でペイジの町、ロアー・アンテロープ観光、昼食を食べて4時間かけてラスベガスへ戻る。2日間で総走行距離1350kmの豪快ツアーである。行程表を見ると1行しかないが、「ここバスで6時間かかるぞ・・・」1回くらいならまだしも繰り返しとなると体力が持たぬ。仕方がないからシンプルツアー+個人手配のオプションにしてみようと調べてみたのだが、夏休み時期はヤツ当たりしたくなるほどバカ高いのである。

6月とか7月の前半ならリーズナブルなのに、8月になったとたんに軽く価格が倍に跳ね上がる。豪快オプショナルツアーは現地ツアーだから大して変わりはないのだが、日本から渡航して帰ってくるツアーにものすごい価格の落差がある。「休むのも仕事のうち」と結構サプライズな休暇を平気で取得してきた私も異動したてでいきなり長期不在となるわけにもいかない。「この馬鹿げた値段設定を割り切れるかだよねー」という、まったく妻のいうとおりである。最近は企業内でも「アニバーサリー休暇」などを取得させようという動きが活発で、季節的な休暇以外の長期(といっても1週間くらい)休みも追い風になっているから、来年あたり多年勤続で表彰されるタイミングでシーズンを外し大きな旅行は再企画するとし、それ以外は効率は悪いがゲリラ的に単発でいこうではないか、ということになった。

以前から夏場の近場のプチ海外旅行ではどこからか「こんなのよく見つけたなー」というお得ツアーを探し出してくる妻だったが、今年は夏期休暇をお盆休み周辺にせざるを得ないことから「夏場の馬鹿げた値段設定」という黒い霧がどうしてもつきまとい、結局私が前職場でコツコツ貯めた「マイレージ」で航空券を無料にすることになった。ずばーっと長くとってもよかったが、ここは異動したての身分なので少し気を遣い、一応自分の出席する会議などは外したのと、前回の「応援する者・・・」編で書いたように息子甘辛の大会を応援するとしてスケジュールを合わせると5泊くらいの旅程となる。特典航空券というのはものすごくマイレージを消費する景品で二人分ともなるとごくごく近場しか交換できない。色々と検討した結果何と意表をついて国内、旅行地はオキナワとなった。(地中海豪華クルーズに比べて何という落差か?!)

近場の海外などは南の島も含めてかなりの場数を踏んでいる我々だが、オキナワというのは実はあまりこれまで縁がなかった。息子甘辛が満1歳にならぬうちに初のグアム島旅行を夏休みに考えており、その予行演習として人生初の航空機搭乗がオキナワ行きだったのである。私の初フライトが19歳だったことを考えると何と早いデビュー戦かと思うが、当然本人が覚えているわけでもなく単に我々にとってもゲリラ的に行ってみたいだけのプチ旅行だったのだ。確かゴールデンウィーク明けに休暇をつなげて2泊3日くらいで行ったから、かの地のビーチや様々なアクティビティを堪能するわけでもなく、海洋博公園の大きな水族館にバスで行ったくらいであった。その水族館も今や「ちゅら海水族館」という超人気スポットに生まれ変わり、近くに有名なドライブコースもできて世界遺産も色々なところに点在するので、改めて調べてみるとすごく魅力的な土地だったのである。

  

国際通り付近などの同じところに連泊すると移動が効率的でないから、色々とスポットを中心に妻がホテルを探索した結果、最初の2日は本島中部の橋続きのとある離島に泊まることになった。混雑する観光地というよりはぽけーっとのんびりリフレッシュするリゾート地である。空港からは反対側のビーチとなるので移動中に首里城やらその他いくつかある世界遺産を見学して向かうことになろう。島にはホテルのレストランしかないから洋食、郷土料理から選ぶことになるアクティビティはそれなりにあるが、離島ツアーなど「冒険好き男子」にはかなり期待できるのと、それほど賑やかではないので「超兵器ポラリエ1号」を装備していく私には「夢のような星空」撮影を期待できるのである。海の近くで夜空の観察には開けた我が家周辺なんだが、天文ファンの言うところの「光害」という・・・何しろ明る過ぎるのである。(特に夏は・・・)「天の川」というのを今まで何度も見たことがない。最もすごかったのは南半球・・・(確か新婚旅行?!)ニュージーランドのクイーンズタウンの「落ちてくるような」星空である。

次の2日間は有名なオキナワ屈指の有名リゾートである。かの地で最初に観光地化されて知らない人はいないほど有名なビーチ&リゾートエリアだ。私が今回の旅行で必須としている水族館と「こうり」大橋に加え、「サンセット」でも有名なところだそうだ。8月のお盆前後なので超ハイシーズンであり、価格は青天井・・・そもそも部屋そのものが取れないと思っていた。「東側の隠れ家的ペンションでもいいんじゃね?」と私の許容範囲を確認しつつ、妻は西側の絶好のホテルをゲットしてのけた。いつものことだが我が妻ながらこういう時は実に頼りになると思う。キャベジンCM、常盤貴子さんの「たまには妻を褒めとけよー」というセリフを思い出すのである。
いつの間にか「日本人向けツアー」のように詰め込んでしまうようだが、今回の旅行もまた意表をつくことになろう。節目だからと言って遠出ばかりが能じゃないよな。最近、毎週やってくる台風が心配だが、それはそれで話題にしよう。「ここはぜひ!」というのがあったら、ぜひご教授ください。


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