久し振りに大阪へ出張することになった。普段は東京での会議になることが多いが、年に1,2回はこちらから出向くのだ。
天気予報を見ると午後から曇りになるが、まずまず上々のようだ。こりゃあ期待できるなー。
東京からは東北や上越、長野新幹線を使っての出張が多いので、モバイルSUICAの私は携帯で特急券の指定まで取ることができしかも安い!
便利なものだが、東海道新幹線はJR東海なので、時間をかけて登録手続きしないと携帯からは予約できない。
みどりの窓口ではもちろん「山側の窓際をお願いします」
駅員は親切に探してくれたが、同じことを考えている人は多いのか、なかなか見つからない。
「二人席の通路側ならまだまだあるんですけど・・・」「ダメです!」
のぞみ号は窓が小さいのだ。窓際でないとあの姿は拝めないのだ。
1本早めて、号車の一番前(つまり前が壁)になってしまったが、何とか手配できた。
昼過ぎに品川駅に着く。今JRはエキナカをどんどん開発し、街っぽくしているようだが、その中でも品川駅は特にすごいと思う。
東京や新宿も駅はでかいが、やはり駅なのだ。ところが品川はデパートの中に駅があるのだ。
レストランが13、スウィートショップだけでも13、その他ベーカリーなどが8店、エスカレーターで2Fに上り服飾雑貨やリラクゼーション、本屋、文房具店などが並ぶ。
駅ビルがデパートになっているのはどこでもある。しかし「改札の中側」にこれだけの百貨店を誇るのはすごいと思う。
ユーハイムの真横の階段を降りると東海道線ホーム、沼津魚がし鮨の横の階段を降りると横須賀線ホームだ。
反対側を歩くと新幹線乗換え口に行きつく。
のぞみ号が到着し、指定席に行くと通路側の席のサラリーマンがパソコンを叩いている。
私の席も色々な資料や付属品で占領されており、ちょっと会釈すると慌ててどかしていた。
すげえ、今の新幹線ってPC用のコンセントや無線LANが使えるんだ。。。(もちろん普通車両よ)
見たところ私よりいくつか上に見えるが、東京から乗って早速仕事してんのか。ご苦労(もとい!仕事熱心)なことだ。。。
私は家から持ってきたおにぎりを頬張り、借りてきたウォークマンでいつものモーツァルトを聞き出した。
しばらくしてスタッフから渡された会議資料でも見るかと、目を通し始めたら2分30秒で赤タイマーが点滅し、3分で撃沈。。。
目が覚めたら三島駅を通過したところだった。やばい、やばい・・・もうすぐ目指すスポットだ!
隣でまだPCを打っている人の怪訝な視線を感じつつも、IXY君を取り出し撮影準備。
たしかものすげえ邪魔な煙突が1本あって、もくもくと白い煙を出してたんだよな。
しかし、しばらく構えても何も見えてこない。昨年以来だから時間を間違えたかな。もうちょっと先か?過ぎちゃったことはないはずだ。
もしかして・・・アレ?
下ーのほうがわずかに稜線らしきものが見えている。あの稜線を延長して想像するに・・・完全に雲で隠れてんじゃんか!
ちょっとだけてっぺんの白いところが見えたりするぞ。とりあえず構えてあとわずかのシャッターチャンスを狙ってボタンに指をかけたら・・・上り列車がドワン!とすれ違ってきた。
残念。。。富士川鉄橋を渡り、新富士の駅を過ぎるともう何も見えなくなっていた。。。
浜松を過ぎると新幹線からは、やたらめったら水路や水溜り、湿地が目にはいるようになる。このあたりは無数の入り組んだ水路になっているように見える。
いつも通過したことしかなく、一度は遊びに訪れたいと思っている浜名湖だ。色んな名物や名勝があるんだろな。
島みたいなのもあるし、競艇場もあるぞ。釣りとかもできるんだろか。
しばらくすると「のぞみ号」は名古屋駅に滑りこんだ。昔名古屋出身の同僚と駅から少しのところにある、最近ちょっと元気がないが、日本を代表する超巨大優良企業の名古屋オフィスを訪問したことがある。
天を衝くような立派な建物だった。たしか「味噌カツ」をごちそうになったものだ。
子供の頃、実物を見たことも乗ったこともないのに、赤い名鉄「パノラマカー」とベージュの近鉄「ビスターカー」のブリキのおもちゃを持っていたんだが、もう無くなっちゃったんだろか。
名古屋駅の近くでは「中日球場」の中も少しだけ見えた記憶がある。「侍ジャイアンツ」で番場蛮のライバルであるドラゴンズの大砲万作が放ったホームランは新幹線の上をも通過した。。。
名古屋駅を出た「のぞみ号」は米原駅を通過した。上越新幹線がまだないころ、両親の故郷富山へ行くときは小田原から「こだま号」で米原まで行き、北陸線の「しらさぎ」という特急に乗り換えたのだ。
「こだま号」は時速200kmしか出さない。ビュッフェに必ずいってスピードメータを見てきた。
子供の頃から風のように通過していく時速240kmの「ひかり号」に憧れていたのだ。。。
さらに速くなった「のぞみ号」は京都駅に到着した。昔はもう少し遠くまで見られたんだが、京都タワーと駅の間に巨大な建物ができてしまい、ほとんど何も見えなくなってしまったな。
10年くらい前に仕事で醍醐というところの事務所に週数回通っていたことがある。
修学旅行で訪れた名所をもう一度心ゆくまで楽しみたいものだ。
そしてN700系「のぞみ号」は新大阪へ。会議を行うビルは環状線に乗り換えて向かうことになる。
到着前に車内の電光掲示板ニュースでは品川~小田原で沿線に火災が発生し架線が切断されたので東海道新幹線は運転を見送る記事が出た。
架線・・・ってたぶん1本でつながってるのに、よく動いてきたものだ。(当たり前か!)
会議は予定とおり6時に終了した。いかにも見え見えの時間設定だが、新幹線の運転再開が5時過ぎ。。。ここは帰らないとまずいかもしれない・・・
新大阪始発の「のぞみ号」は比較的時間とおりに動いているようなので、同僚と指定席をとり4人掛けで飛び乗った。
「この先列車が詰まっているので、徐行運転になります。。。」というアナウンスがあったので、新横浜で降りることにした。
時計は10時を回っている。。。以前に大阪に行ったときも帰りに集中豪雨に遭い、大井川手前で足止めを食らったことがあったな・・・
カンチュウハイを飲んで、姫鮨とかを頬張りながら同僚が
「時間が短くて全部は議論できませんでしたね。近いうちにもう一度来ましょうか?」
「晴れてたらね・・・」
天気予報を見ると午後から曇りになるが、まずまず上々のようだ。こりゃあ期待できるなー。
東京からは東北や上越、長野新幹線を使っての出張が多いので、モバイルSUICAの私は携帯で特急券の指定まで取ることができしかも安い!
便利なものだが、東海道新幹線はJR東海なので、時間をかけて登録手続きしないと携帯からは予約できない。
みどりの窓口ではもちろん「山側の窓際をお願いします」
駅員は親切に探してくれたが、同じことを考えている人は多いのか、なかなか見つからない。
「二人席の通路側ならまだまだあるんですけど・・・」「ダメです!」
のぞみ号は窓が小さいのだ。窓際でないとあの姿は拝めないのだ。
1本早めて、号車の一番前(つまり前が壁)になってしまったが、何とか手配できた。
昼過ぎに品川駅に着く。今JRはエキナカをどんどん開発し、街っぽくしているようだが、その中でも品川駅は特にすごいと思う。
東京や新宿も駅はでかいが、やはり駅なのだ。ところが品川はデパートの中に駅があるのだ。
レストランが13、スウィートショップだけでも13、その他ベーカリーなどが8店、エスカレーターで2Fに上り服飾雑貨やリラクゼーション、本屋、文房具店などが並ぶ。
駅ビルがデパートになっているのはどこでもある。しかし「改札の中側」にこれだけの百貨店を誇るのはすごいと思う。
ユーハイムの真横の階段を降りると東海道線ホーム、沼津魚がし鮨の横の階段を降りると横須賀線ホームだ。
反対側を歩くと新幹線乗換え口に行きつく。
のぞみ号が到着し、指定席に行くと通路側の席のサラリーマンがパソコンを叩いている。
私の席も色々な資料や付属品で占領されており、ちょっと会釈すると慌ててどかしていた。
すげえ、今の新幹線ってPC用のコンセントや無線LANが使えるんだ。。。(もちろん普通車両よ)
見たところ私よりいくつか上に見えるが、東京から乗って早速仕事してんのか。ご苦労(もとい!仕事熱心)なことだ。。。
私は家から持ってきたおにぎりを頬張り、借りてきたウォークマンでいつものモーツァルトを聞き出した。
しばらくしてスタッフから渡された会議資料でも見るかと、目を通し始めたら2分30秒で赤タイマーが点滅し、3分で撃沈。。。
目が覚めたら三島駅を通過したところだった。やばい、やばい・・・もうすぐ目指すスポットだ!
隣でまだPCを打っている人の怪訝な視線を感じつつも、IXY君を取り出し撮影準備。
たしかものすげえ邪魔な煙突が1本あって、もくもくと白い煙を出してたんだよな。
しかし、しばらく構えても何も見えてこない。昨年以来だから時間を間違えたかな。もうちょっと先か?過ぎちゃったことはないはずだ。
もしかして・・・アレ?
下ーのほうがわずかに稜線らしきものが見えている。あの稜線を延長して想像するに・・・完全に雲で隠れてんじゃんか!
ちょっとだけてっぺんの白いところが見えたりするぞ。とりあえず構えてあとわずかのシャッターチャンスを狙ってボタンに指をかけたら・・・上り列車がドワン!とすれ違ってきた。
残念。。。富士川鉄橋を渡り、新富士の駅を過ぎるともう何も見えなくなっていた。。。
浜松を過ぎると新幹線からは、やたらめったら水路や水溜り、湿地が目にはいるようになる。このあたりは無数の入り組んだ水路になっているように見える。
いつも通過したことしかなく、一度は遊びに訪れたいと思っている浜名湖だ。色んな名物や名勝があるんだろな。
島みたいなのもあるし、競艇場もあるぞ。釣りとかもできるんだろか。
しばらくすると「のぞみ号」は名古屋駅に滑りこんだ。昔名古屋出身の同僚と駅から少しのところにある、最近ちょっと元気がないが、日本を代表する超巨大優良企業の名古屋オフィスを訪問したことがある。
天を衝くような立派な建物だった。たしか「味噌カツ」をごちそうになったものだ。
子供の頃、実物を見たことも乗ったこともないのに、赤い名鉄「パノラマカー」とベージュの近鉄「ビスターカー」のブリキのおもちゃを持っていたんだが、もう無くなっちゃったんだろか。
名古屋駅の近くでは「中日球場」の中も少しだけ見えた記憶がある。「侍ジャイアンツ」で番場蛮のライバルであるドラゴンズの大砲万作が放ったホームランは新幹線の上をも通過した。。。
名古屋駅を出た「のぞみ号」は米原駅を通過した。上越新幹線がまだないころ、両親の故郷富山へ行くときは小田原から「こだま号」で米原まで行き、北陸線の「しらさぎ」という特急に乗り換えたのだ。
「こだま号」は時速200kmしか出さない。ビュッフェに必ずいってスピードメータを見てきた。
子供の頃から風のように通過していく時速240kmの「ひかり号」に憧れていたのだ。。。
さらに速くなった「のぞみ号」は京都駅に到着した。昔はもう少し遠くまで見られたんだが、京都タワーと駅の間に巨大な建物ができてしまい、ほとんど何も見えなくなってしまったな。
10年くらい前に仕事で醍醐というところの事務所に週数回通っていたことがある。
修学旅行で訪れた名所をもう一度心ゆくまで楽しみたいものだ。
そしてN700系「のぞみ号」は新大阪へ。会議を行うビルは環状線に乗り換えて向かうことになる。
到着前に車内の電光掲示板ニュースでは品川~小田原で沿線に火災が発生し架線が切断されたので東海道新幹線は運転を見送る記事が出た。
架線・・・ってたぶん1本でつながってるのに、よく動いてきたものだ。(当たり前か!)
会議は予定とおり6時に終了した。いかにも見え見えの時間設定だが、新幹線の運転再開が5時過ぎ。。。ここは帰らないとまずいかもしれない・・・
新大阪始発の「のぞみ号」は比較的時間とおりに動いているようなので、同僚と指定席をとり4人掛けで飛び乗った。
「この先列車が詰まっているので、徐行運転になります。。。」というアナウンスがあったので、新横浜で降りることにした。
時計は10時を回っている。。。以前に大阪に行ったときも帰りに集中豪雨に遭い、大井川手前で足止めを食らったことがあったな・・・
カンチュウハイを飲んで、姫鮨とかを頬張りながら同僚が
「時間が短くて全部は議論できませんでしたね。近いうちにもう一度来ましょうか?」
「晴れてたらね・・・」