春休みに入った息子甘辛は友達と歩いて「エノシマトレジャー」に行ってきたらしい。
http://www.akai-tori.com/fujisawa
文字通り江ノ島を舞台として「守護龍の試練をクリアして3つの<龍魂(ドラゴンソウル>を手に入れ、正義の化身・光の竜騎士の証である<光の紋章(ホーリーエンブレム)>を探しだす」一大アドベンチャー企画だ。
甘辛が学校から持って帰ってきたチラシを見てずっと気になっていた。
いいなあ。オレそういうの大好きなんだけど。。。。
ばっちり2時間はやった朝連の後、マックで詳しく話を聞いていて「オレも行きたかったなあ・・・」とつぶやくと甘辛は
「まだエノシマトレジャー外伝というのがありますが。。。」
といたずらっぽく囁いた。次の瞬間、携帯で会社にメールを打っている自分がいた。。。
外伝はエノシマトレジャーをクリアした者にだけ参加用チラシがもらえるらしい。
場所は江ノ島ではなく、藤沢駅周辺エリアが捜索エリアでどうも「遊行寺」の境内があやしい。
早速、車で向かった。チャリの距離なんだが、妙に雲行きが怪しかったのだ。
聖龍の牙の試練:「遊行上人の見守る寺へ向かえ。水を操る龍の目指す場所に『聖龍の牙』は隠された。きらめく宝の山に惑わされるな」
わくわくしながら境内に入ると、手洗い場所に大きな龍がいて、その龍が向く正面を歩いていくと。。。一本の木に小さなディスクが結び付けられていてあっと言う間に発見。「勇者の力」というキーワードだった。
なぁんてあっけないんでしょう。。。全然アドベンチャーじゃないじゃんか。。。
「変だなあ。エノシマトレジャーは半端なく難しいぜ。オレ達1個の試練しかクリアできなかったもん」
どうやら息子たちは、遊びに夢中でたまたま見つけたか、人に聞いたかしてクリアし、ホントに捜索はしていないらしい。
「よーし。エノシマトレジャー真面目にやってみっか」
ほとんど私の希望だが、我が父子はこれまで何十回と訪れた江ノ島に向かった。
与えられた試練は3つ
試練壱:「二匹のカメが歩み交わる松の上に立ち、「二四六一」を見つけ出せ。そこに探し物は眠っている。」
試練弐:「橋を渡り、石を目指し、二点つながり幸福となる場所の近くを探せ。」
試練参:「三宮のひとつを訪ねて五代目と七代目に会え。二人が見つめる場所に探し物は隠された。」
これらの試練をクリアするとキーワードを入手できる。この3つのキーワードを使って最後の「光の紋章」のありかを探しだし、キーワードをゲットすると完了だ。
広大な江ノ島でこれだけでは1か月あっても探し出せない。地図にはヒントを与えてくれる21の店舗が載っている。
うーむ。。。江の島には何十回も来ているが恥ずかしいことに一つもわからん。。。
一軒一軒店舗を回り、ヒントを積み重ねていくしかなかった。
全部回ると江ノ島を歩いて一周したことになる。行ったことある人はわかると思うが、アップダウンがすごく半端な運動量ではない。
1時間かけて島の端まで歩き、へとへとになった。「またあそこ登るんか。。。」朝連よりキツいんじゃないか?
やっとの思いで3つの試練をクリア・・・それぞれのキーワードは
壱:「ドラゴンヘッドで縁を結べ」
弐:「ドラゴンロードに龍魂あり」
参:「結ばれた二本の木」
これまたうーむ。何のことかさっぱりわからん。。。江の島って龍にまつわる島だったのか・・・
江の島中歩きまわってこれか・・・アキレス腱がパンパンだ。明日会社行けないかも。。。
「甘辛よ。もう疲れた。1回行ったんだろ?どこなんだよ『光の紋章』てぇのはよ・・・」
「それがさ、どこなのかあんまり知らないんだよ。試練弐は解いたんだけどさ。最後のやつは誰かが見つけたやつ書いただけでさ。」
私は疲れ切った身体で、頭脳に最後の回転を与えた。
「1番から21番の店舗を全部回って一通りの試練をクリアし元の鳥居に戻るようになっている。最後のキーワードゲットするにもう半周することになったら『馬鹿野郎!』というやつがいるだろう。光の紋章はこの近くにあるに違いない」
「父ちゃん、この地図の道路、龍の形になってるぜ。」
そうか!エウレーカ!!こえれがドラゴンロードか!するとドラゴンヘッドはこのあたりだ!
しかし、またこの階段登んのか。。。今日何回目だ?
しばらく地図にある龍の頭あたりをさまよっていると・・・ハートのマークの絵馬がたくさんぶら下がっているところが出てきた。これが「縁を結べ」だな。
そして・・・
「父ちゃん、でけえ木が縄で結ばれてんぞ!」
その木は巨大な銀杏の木だったが、根っこは一つで幹が二股になっているものだった。『根でつながっている』ということで、縁結びの神として注連縄で祭られていた。
「あった!」
絵馬をぶら下げる柱の一つに小さなディスクが固定されていた。
光の紋章のキーワードは「勇者の証」
いやぁ、興奮した。ここ数年でもっともエキサイティングな探検だったぜ。
知らない江の島をたくさん発見した半日だった。
http://www.akai-tori.com/fujisawa
文字通り江ノ島を舞台として「守護龍の試練をクリアして3つの<龍魂(ドラゴンソウル>を手に入れ、正義の化身・光の竜騎士の証である<光の紋章(ホーリーエンブレム)>を探しだす」一大アドベンチャー企画だ。
甘辛が学校から持って帰ってきたチラシを見てずっと気になっていた。
いいなあ。オレそういうの大好きなんだけど。。。。
ばっちり2時間はやった朝連の後、マックで詳しく話を聞いていて「オレも行きたかったなあ・・・」とつぶやくと甘辛は
「まだエノシマトレジャー外伝というのがありますが。。。」
といたずらっぽく囁いた。次の瞬間、携帯で会社にメールを打っている自分がいた。。。
外伝はエノシマトレジャーをクリアした者にだけ参加用チラシがもらえるらしい。
場所は江ノ島ではなく、藤沢駅周辺エリアが捜索エリアでどうも「遊行寺」の境内があやしい。
早速、車で向かった。チャリの距離なんだが、妙に雲行きが怪しかったのだ。
聖龍の牙の試練:「遊行上人の見守る寺へ向かえ。水を操る龍の目指す場所に『聖龍の牙』は隠された。きらめく宝の山に惑わされるな」
わくわくしながら境内に入ると、手洗い場所に大きな龍がいて、その龍が向く正面を歩いていくと。。。一本の木に小さなディスクが結び付けられていてあっと言う間に発見。「勇者の力」というキーワードだった。
なぁんてあっけないんでしょう。。。全然アドベンチャーじゃないじゃんか。。。
「変だなあ。エノシマトレジャーは半端なく難しいぜ。オレ達1個の試練しかクリアできなかったもん」
どうやら息子たちは、遊びに夢中でたまたま見つけたか、人に聞いたかしてクリアし、ホントに捜索はしていないらしい。
「よーし。エノシマトレジャー真面目にやってみっか」
ほとんど私の希望だが、我が父子はこれまで何十回と訪れた江ノ島に向かった。
与えられた試練は3つ
試練壱:「二匹のカメが歩み交わる松の上に立ち、「二四六一」を見つけ出せ。そこに探し物は眠っている。」
試練弐:「橋を渡り、石を目指し、二点つながり幸福となる場所の近くを探せ。」
試練参:「三宮のひとつを訪ねて五代目と七代目に会え。二人が見つめる場所に探し物は隠された。」
これらの試練をクリアするとキーワードを入手できる。この3つのキーワードを使って最後の「光の紋章」のありかを探しだし、キーワードをゲットすると完了だ。
広大な江ノ島でこれだけでは1か月あっても探し出せない。地図にはヒントを与えてくれる21の店舗が載っている。
うーむ。。。江の島には何十回も来ているが恥ずかしいことに一つもわからん。。。
一軒一軒店舗を回り、ヒントを積み重ねていくしかなかった。
全部回ると江ノ島を歩いて一周したことになる。行ったことある人はわかると思うが、アップダウンがすごく半端な運動量ではない。
1時間かけて島の端まで歩き、へとへとになった。「またあそこ登るんか。。。」朝連よりキツいんじゃないか?
やっとの思いで3つの試練をクリア・・・それぞれのキーワードは
壱:「ドラゴンヘッドで縁を結べ」
弐:「ドラゴンロードに龍魂あり」
参:「結ばれた二本の木」
これまたうーむ。何のことかさっぱりわからん。。。江の島って龍にまつわる島だったのか・・・
江の島中歩きまわってこれか・・・アキレス腱がパンパンだ。明日会社行けないかも。。。
「甘辛よ。もう疲れた。1回行ったんだろ?どこなんだよ『光の紋章』てぇのはよ・・・」
「それがさ、どこなのかあんまり知らないんだよ。試練弐は解いたんだけどさ。最後のやつは誰かが見つけたやつ書いただけでさ。」
私は疲れ切った身体で、頭脳に最後の回転を与えた。
「1番から21番の店舗を全部回って一通りの試練をクリアし元の鳥居に戻るようになっている。最後のキーワードゲットするにもう半周することになったら『馬鹿野郎!』というやつがいるだろう。光の紋章はこの近くにあるに違いない」
「父ちゃん、この地図の道路、龍の形になってるぜ。」
そうか!エウレーカ!!こえれがドラゴンロードか!するとドラゴンヘッドはこのあたりだ!
しかし、またこの階段登んのか。。。今日何回目だ?
しばらく地図にある龍の頭あたりをさまよっていると・・・ハートのマークの絵馬がたくさんぶら下がっているところが出てきた。これが「縁を結べ」だな。
そして・・・
「父ちゃん、でけえ木が縄で結ばれてんぞ!」
その木は巨大な銀杏の木だったが、根っこは一つで幹が二股になっているものだった。『根でつながっている』ということで、縁結びの神として注連縄で祭られていた。
「あった!」
絵馬をぶら下げる柱の一つに小さなディスクが固定されていた。
光の紋章のキーワードは「勇者の証」
いやぁ、興奮した。ここ数年でもっともエキサイティングな探検だったぜ。
知らない江の島をたくさん発見した半日だった。