と言ってもバレーボールの話ではない。ホントは昨日だったのだが、別の話題があったので今日にした。
熱海保養所から直接駆け付けた息子甘辛の練習試合の模様だ。
練習試合は3試合予定されており、1試合目はDDというホームのすぐそばの小学校チームだ。2、3試合目は以前も話題にしたことのある、アルゼンチン監督率いるラテンのノリのチームだ。
今週末、市内の小学校は運動会が開催されるためグランドが使えない。いつも市の施設をホームとしているアルゼンチンチームのグランドで行われた。
1試合目のDDというチームは息子が今のチームになってからは負けたことがないが、以前いたチームでは市民総体であたり苦笑いした経験がある。
それは3年前、息子が2年生チームだったときの話だ。
めったに試合をやることがなかった以前のチームは、たまに公式戦があると見るチームすべてが途方もなく強く見えたものだ。
そのときのDDというチームも赤いユニフォームで体もずいぶん大きく、ボロ負けの心配ばかりしていた。
ウォームアップのとき、たまたま相手チームDDの監督が
「前半で5点とって試合を決めろ!」
と息巻いていた。それをたまたま教えた息子達が奮起したのだろうか、めずらしく当たりが強く奇跡的にも1点を先制した。
相手のチームに「ホントに2年生?」というほどとてつもなく大きな選手がおり、一人大人が混じっているようなゲーム運びだった。
他の選手も大きかったが、いかにもその巨人が中心のワンマンチームだった。後半はだんだん実力差が出て、その大きな選手にらくらく同点にされてしまった。。。
ところが、2年生の8人制で時間も短かったこともあり、そのまま同点で終わりPK戦になってしまった。
相手チームはもちろんそのワンマン選手がGKだ。
こちらのキーパーが優秀だったのか、なんと勝ってしまった!相手チーム選手はがっかりだ。。。
こちらが弱そうなチームといえ、相手を見下すように油断するとこんなことも起きるものだと考えさせられた経験だった。
今日もおそらくそのときにいた選手が中心でがんばっていた。身長は170センチくらいある!
ストライドがあるから、直線スピードもあり大人のようなキックを炸裂する。小兵揃いの現我がチームの中で頭一つ抜け出ていた。
しかし、スピードとパスワーク、そして当たりの速さで勝る我がチームはあっと言う間に得点を重ね、終わってみれば4-0の圧勝だ。機動力を鍛えに鍛えた勝利かな。
息子甘辛はセンターバックにいたが、前回の練習試合からテーマとしていたのか、相手のパスをカットした後前線に仕掛けようとしていたようだが、まだ遠慮がみられた。
コーチからも「ドリブルで上がれ!」と檄を飛ばされていたようだ。
運動会も近いので、ここんところトップスピードでドリブルする練習ばかりしていたが、まだ自信がないのかな。
2試合目はアルゼンチンチームだ。独特のパスワークで動くがプレーが荒っぽい。
甘辛はボランチ?のポジションに上がっていた。だが見ていてどうも動き方がわかっていない。。。
ディフェンスが崩されそうになると、気になってすぐに戻ってしまうので、真ん中が中空になり、守りから攻めへの転換がスムーズにできないようだ。
だいたいなんでゴールキックを蹴ってるんだ?・・・
前半イマイチぎくしゃくしてプレーも軽かったディフェンスが崩され、失点してしまった。うーむ。。。あんまりいいところがないな。
ハーフタイム監督からの言葉は厳しかった。。
「気持ちが入っていない。1対1でやられ過ぎている。。。特にディフェンス!・・・甘辛がいないと守れないのか?・・・」
これまたうーむ。なんとも言えない重いお言葉だ。3年前のDD相手のPK戦ではメンバにすら入れなかった甘辛が、そんなこと言ってもらえるのか。。。
この強豪チームで随分鍛えてもらったし、結構頼りにされてるんだな。
後半はいつものポジションでメンバーも少し変え、リードもしたがミスでの失点もありドローだったかな。
人工衛星になっちゃった甘辛のフリーキックが惜しかった。。。どんな練習したらいいんだろな?
私は一人で遊びまわっていた疲れもあり、バイクをとりに駅まで行くためこれで帰るつもりだった。
しかし3試合目は同じアルゼンチンチームでも前半は6年生が登場するという。せっかくだから応援して行こう。
朝からダルそうで動きもイマイチだった甘辛だが、そろそろ何かやってくれそうな気がする。
先日の練習試合以上に果敢に中盤からオーバーラップしようと仕掛けていた。そういう指示なのかな。
シュートも2,3本打ったようだ。でも、今一歩欲しいスペースに長いボールを落とせない。
味方フリーキックで相手ゴール前の絶好のこぼれタマを頭でゴール外へ・・・はずすほうが難しいんじゃないの?
後ろで見ていたコーチは
「うあぁーそりゃねえぞ!親の顔が見たい・・・」と笑いながらコーチ。監督からも「甘辛!~」と叱り声。。。
どうもすみません。父母そろって後ろに控えております(笑)
「きっと、ディフェンス本能でクリアしちゃうんだよ。。。」
ははは。ヌマコーチきついねえ。(笑)
フィジカルな差から前半に失点してしまったが、甘辛が珍しくフリーキックをいいところに落としてエースSR選手が同点ゴール。
そして後半は相手チームが先ほどの5年生チームになった。我がチームの選手だけ、3試合フルフル出場なんだな。
そして、後半何分かしてから。。。ハーフウェイ手前でボールをカットした甘辛が結構キレよくドリブルで仕掛けて行った。
Y選手が大きく外に開くのに相手ディフェンスがつられたのだろう。。。前が空いたところを一気に持ち込んでなんと左足で逆サイドネットにゴール!
こりゃあ、すばらしかった。親の顔をこれだぜえ!
タイミングよくカウンターになれば、ノーマークで進めるだけかなりのチャンスになるようだ。
足技や緩急をつけられるようになれば、結構武器になるかもな。コーチはこれを狙っていたのか。。。
家に帰ってから風呂で聞くと、久々の得点にうれしさ満々だ。確かにめったにないチャンスで結果が出せてよかったよな。
「んもうっ、Y也に縦に出そうとしたんだけど、サイドに開いていくんでそのままいけるかなあと思って突破したんだ!。オレの進むコースが開けていくのが見えたぜえ!」
またまたぁ・・・すーぐ調子にのる。。。たまたまスピードに乗って相手選手の隙間を突破できただけにも見えたが。
コーチの言うように緩急がつけられるように磨きをかけるんだな。あとは頭で得点できなきゃな。。。注文は厳しいぜ。
深夜だったが、Oコーチからメールが届いた。
当初にレベルアップ目標とした5つのポイントについて、現時点でどうなのか質問した選手がいたそうだ。えらいなあ。。。
どの選手がどのポイントをレベルアップできたか、実に丁寧に観察されている。
でも、あと半年で最終学年。。。レギュラー争いは厳しいらしいぜ。
どのポイントにも名前を出せるようがんばってほしいものだ。
あと、甘辛には足の外側だけで当たりに行くダメダメポイントもある。。。これは早く消さなきゃいかんぜ。
熱海保養所から直接駆け付けた息子甘辛の練習試合の模様だ。
練習試合は3試合予定されており、1試合目はDDというホームのすぐそばの小学校チームだ。2、3試合目は以前も話題にしたことのある、アルゼンチン監督率いるラテンのノリのチームだ。
今週末、市内の小学校は運動会が開催されるためグランドが使えない。いつも市の施設をホームとしているアルゼンチンチームのグランドで行われた。
1試合目のDDというチームは息子が今のチームになってからは負けたことがないが、以前いたチームでは市民総体であたり苦笑いした経験がある。
それは3年前、息子が2年生チームだったときの話だ。
めったに試合をやることがなかった以前のチームは、たまに公式戦があると見るチームすべてが途方もなく強く見えたものだ。
そのときのDDというチームも赤いユニフォームで体もずいぶん大きく、ボロ負けの心配ばかりしていた。
ウォームアップのとき、たまたま相手チームDDの監督が
「前半で5点とって試合を決めろ!」
と息巻いていた。それをたまたま教えた息子達が奮起したのだろうか、めずらしく当たりが強く奇跡的にも1点を先制した。
相手のチームに「ホントに2年生?」というほどとてつもなく大きな選手がおり、一人大人が混じっているようなゲーム運びだった。
他の選手も大きかったが、いかにもその巨人が中心のワンマンチームだった。後半はだんだん実力差が出て、その大きな選手にらくらく同点にされてしまった。。。
ところが、2年生の8人制で時間も短かったこともあり、そのまま同点で終わりPK戦になってしまった。
相手チームはもちろんそのワンマン選手がGKだ。
こちらのキーパーが優秀だったのか、なんと勝ってしまった!相手チーム選手はがっかりだ。。。
こちらが弱そうなチームといえ、相手を見下すように油断するとこんなことも起きるものだと考えさせられた経験だった。
今日もおそらくそのときにいた選手が中心でがんばっていた。身長は170センチくらいある!
ストライドがあるから、直線スピードもあり大人のようなキックを炸裂する。小兵揃いの現我がチームの中で頭一つ抜け出ていた。
しかし、スピードとパスワーク、そして当たりの速さで勝る我がチームはあっと言う間に得点を重ね、終わってみれば4-0の圧勝だ。機動力を鍛えに鍛えた勝利かな。
息子甘辛はセンターバックにいたが、前回の練習試合からテーマとしていたのか、相手のパスをカットした後前線に仕掛けようとしていたようだが、まだ遠慮がみられた。
コーチからも「ドリブルで上がれ!」と檄を飛ばされていたようだ。
運動会も近いので、ここんところトップスピードでドリブルする練習ばかりしていたが、まだ自信がないのかな。
2試合目はアルゼンチンチームだ。独特のパスワークで動くがプレーが荒っぽい。
甘辛はボランチ?のポジションに上がっていた。だが見ていてどうも動き方がわかっていない。。。
ディフェンスが崩されそうになると、気になってすぐに戻ってしまうので、真ん中が中空になり、守りから攻めへの転換がスムーズにできないようだ。
だいたいなんでゴールキックを蹴ってるんだ?・・・
前半イマイチぎくしゃくしてプレーも軽かったディフェンスが崩され、失点してしまった。うーむ。。。あんまりいいところがないな。
ハーフタイム監督からの言葉は厳しかった。。
「気持ちが入っていない。1対1でやられ過ぎている。。。特にディフェンス!・・・甘辛がいないと守れないのか?・・・」
これまたうーむ。なんとも言えない重いお言葉だ。3年前のDD相手のPK戦ではメンバにすら入れなかった甘辛が、そんなこと言ってもらえるのか。。。
この強豪チームで随分鍛えてもらったし、結構頼りにされてるんだな。
後半はいつものポジションでメンバーも少し変え、リードもしたがミスでの失点もありドローだったかな。
人工衛星になっちゃった甘辛のフリーキックが惜しかった。。。どんな練習したらいいんだろな?
私は一人で遊びまわっていた疲れもあり、バイクをとりに駅まで行くためこれで帰るつもりだった。
しかし3試合目は同じアルゼンチンチームでも前半は6年生が登場するという。せっかくだから応援して行こう。
朝からダルそうで動きもイマイチだった甘辛だが、そろそろ何かやってくれそうな気がする。
先日の練習試合以上に果敢に中盤からオーバーラップしようと仕掛けていた。そういう指示なのかな。
シュートも2,3本打ったようだ。でも、今一歩欲しいスペースに長いボールを落とせない。
味方フリーキックで相手ゴール前の絶好のこぼれタマを頭でゴール外へ・・・はずすほうが難しいんじゃないの?
後ろで見ていたコーチは
「うあぁーそりゃねえぞ!親の顔が見たい・・・」と笑いながらコーチ。監督からも「甘辛!~」と叱り声。。。
どうもすみません。父母そろって後ろに控えております(笑)
「きっと、ディフェンス本能でクリアしちゃうんだよ。。。」
ははは。ヌマコーチきついねえ。(笑)
フィジカルな差から前半に失点してしまったが、甘辛が珍しくフリーキックをいいところに落としてエースSR選手が同点ゴール。
そして後半は相手チームが先ほどの5年生チームになった。我がチームの選手だけ、3試合フルフル出場なんだな。
そして、後半何分かしてから。。。ハーフウェイ手前でボールをカットした甘辛が結構キレよくドリブルで仕掛けて行った。
Y選手が大きく外に開くのに相手ディフェンスがつられたのだろう。。。前が空いたところを一気に持ち込んでなんと左足で逆サイドネットにゴール!
こりゃあ、すばらしかった。親の顔をこれだぜえ!
タイミングよくカウンターになれば、ノーマークで進めるだけかなりのチャンスになるようだ。
足技や緩急をつけられるようになれば、結構武器になるかもな。コーチはこれを狙っていたのか。。。
家に帰ってから風呂で聞くと、久々の得点にうれしさ満々だ。確かにめったにないチャンスで結果が出せてよかったよな。
「んもうっ、Y也に縦に出そうとしたんだけど、サイドに開いていくんでそのままいけるかなあと思って突破したんだ!。オレの進むコースが開けていくのが見えたぜえ!」
またまたぁ・・・すーぐ調子にのる。。。たまたまスピードに乗って相手選手の隙間を突破できただけにも見えたが。
コーチの言うように緩急がつけられるように磨きをかけるんだな。あとは頭で得点できなきゃな。。。注文は厳しいぜ。
深夜だったが、Oコーチからメールが届いた。
当初にレベルアップ目標とした5つのポイントについて、現時点でどうなのか質問した選手がいたそうだ。えらいなあ。。。
どの選手がどのポイントをレベルアップできたか、実に丁寧に観察されている。
でも、あと半年で最終学年。。。レギュラー争いは厳しいらしいぜ。
どのポイントにも名前を出せるようがんばってほしいものだ。
あと、甘辛には足の外側だけで当たりに行くダメダメポイントもある。。。これは早く消さなきゃいかんぜ。