土曜日の夜、引っ越し準備の後、オフィスビルのレストランで夏休みに帰省した人たちの持ち寄った酒類の信ぴょう会を行った。
ホームライナーで帰宅したが、外はものすごい豪雨で、徒歩で家に着くまでにビショビショになってしまった。。。
そして朝一番、波を期待して海岸へ偵察に行ったが、同じく期待して集まったサーファの数とは裏腹に期待外れのショボ波だった。
帰って庭へ出ると、カメのパックンの住んでいるクリア衣装ケースが水で満杯だ。
減らしてやろうと覗き込むと、パックンの姿が見えなくなっちゃった。。。逃げちゃったらしい。
そう言えば最近、エサをやりに行くと、ものすごいはしゃぎ(暴れ?)方をして動き回る。外界に出たいというポーズにも見える。
最初は玄関にバケツをいれて飼っていた。しかし、20cmを越す大きさでバケツではあまり身動きもとれずかわいそうなのと、妻が「外で飼え!」と言うので、30cm×90cmくらいの衣料用ケースを買ってきて、水や石を入れウッドデッキに置いた。
真夏の灼熱の中、弱らないようにはじっこの木陰となるところで、屋根の庇もあるので、普通に雨が降っても増水することはない。
しかしあの夜の豪雨は半端じゃなかった。今までも横殴りの雨でかなり増水することはあったが、今回はあふれるほど水嵩が増えた結果、縦長のケースが横に大きく膨らんで変形しネコ除けの金網が落ちてしまったのだ。
そのすきまから、逃げ出したのか水と一緒にあふれてしまったのか。。。
水で洗い流され、歩いた後も見当たらない。
あわてて付近を捜索した。我が家は接道面のある私道を除いては3方がブロックで囲まれている。
ガメラのようにジェット噴射がに限り、あのからだで外に出ていくことは不可能だと思う。
ウッドデッキの下や家の周り、悪いことにジャングル化しはじめている庭をくまなく捜索したが、パックンの姿はどこにも見当たらなかった。
動けばすぐにわかるだろうが、甲羅に閉じこもってじーっとされるとまずわからないだろう。。。
雨が続いているので、そこらじゅうに水たまりはあるが、かわいそうにこのままでは生きていけないんじゃないか?
犬や猫じゃないので、名前を呼んで探すのも変だし、わかるわけもない。。。空っぽのケースを見て心が痛んだ。
池にいた水カメだ。水がなければまずいんだろうな。カメが食うのかどうかわからないが、虫みたいのはたくさんいる。
この家の敷地のどこかにいれば、いずれは見つかるだろうが、干からびた姿を想像するとたまらない。
インターネットで逃げたカメを呼びよせる方法?なんてみつかるわけないよな。
唯一生存の可能性が高いのは、脱出点からぐるーっと回って道路側に歩き、誰かに発見されるか、その向こうのさらに広い道路を渡って引地川に飛び込むことだ。
我が家は道路側よりも少しだけ高いところにあるから、大雨のあとかなりの流れで私道から道路に向かって水が流れる。
ただし、出口は脱出点からほぼ対角線上の反対側だ。やはり中にいる可能性が高い。排水溝まで探したが見つからなかった。
ちょっとだけ木にでも登れればすぐ隣の家にいけるが、やはりあのからだでは無理だろう。
仕方がないので、逃げちゃったケースの近くに何か所かカメのエサを小さく盛り上げて食いに帰ってくることを願った。
でもなあ、においがわかるとは思えないし。。。他に何か方策はないだろうか。どう考えても自分でケースに戻ってくることはないのがわかっていながらも、あくる日もつい中を除いて途方に暮れていた。
そして丸二日近くたった昨日の午後、家族ででかけようと車に乗り込んでいたとき、道路側のお隣さまのサーファーご家族がこちらに手を振って何か叫んでいる。
外にいた息子甘辛が
「カメ飼ってないか?って言ってるぞ!」
あわてて、車を飛び降り走っていくと。。。パックンが元気なく甲羅に閉じこもっていた。
「川から来たんじゃないかと話してたんですけどねえ。そこの電信柱の下にうずくまってたんですよ」
これには普段「池に返せ」とうるさい妻も大喜びだった。「パックンが帰ってきた!最高だね」
よく考えてみれば大きさも甲羅の模様もあまり覚えていないが、シチュエーションからしてまず間違いないだろう。
お隣はニコニコして手渡ししてくれ、無事パックンは衣装用クリアケースに生還した。
最初は元気がなかったが、水をきれいに入れ替えてやり、エサをたんまりやるとようやく動き出していつものはしゃぎようを披露した。
うーむ。よく発見されたもんだ。やはり建物をぐるっと周って外へ出て行ったのか?
恐ろしく運の強いカメ君だ。我が家の守り神だもんな。よく帰ってきたな。。。
パックンお疲れ。。。今度の休みに寒川神社のお神酒で甲羅を洗ってあげよう。
ホームライナーで帰宅したが、外はものすごい豪雨で、徒歩で家に着くまでにビショビショになってしまった。。。
そして朝一番、波を期待して海岸へ偵察に行ったが、同じく期待して集まったサーファの数とは裏腹に期待外れのショボ波だった。
帰って庭へ出ると、カメのパックンの住んでいるクリア衣装ケースが水で満杯だ。
減らしてやろうと覗き込むと、パックンの姿が見えなくなっちゃった。。。逃げちゃったらしい。
そう言えば最近、エサをやりに行くと、ものすごいはしゃぎ(暴れ?)方をして動き回る。外界に出たいというポーズにも見える。
最初は玄関にバケツをいれて飼っていた。しかし、20cmを越す大きさでバケツではあまり身動きもとれずかわいそうなのと、妻が「外で飼え!」と言うので、30cm×90cmくらいの衣料用ケースを買ってきて、水や石を入れウッドデッキに置いた。
真夏の灼熱の中、弱らないようにはじっこの木陰となるところで、屋根の庇もあるので、普通に雨が降っても増水することはない。
しかしあの夜の豪雨は半端じゃなかった。今までも横殴りの雨でかなり増水することはあったが、今回はあふれるほど水嵩が増えた結果、縦長のケースが横に大きく膨らんで変形しネコ除けの金網が落ちてしまったのだ。
そのすきまから、逃げ出したのか水と一緒にあふれてしまったのか。。。
水で洗い流され、歩いた後も見当たらない。
あわてて付近を捜索した。我が家は接道面のある私道を除いては3方がブロックで囲まれている。
ガメラのようにジェット噴射がに限り、あのからだで外に出ていくことは不可能だと思う。
ウッドデッキの下や家の周り、悪いことにジャングル化しはじめている庭をくまなく捜索したが、パックンの姿はどこにも見当たらなかった。
動けばすぐにわかるだろうが、甲羅に閉じこもってじーっとされるとまずわからないだろう。。。
雨が続いているので、そこらじゅうに水たまりはあるが、かわいそうにこのままでは生きていけないんじゃないか?
犬や猫じゃないので、名前を呼んで探すのも変だし、わかるわけもない。。。空っぽのケースを見て心が痛んだ。
池にいた水カメだ。水がなければまずいんだろうな。カメが食うのかどうかわからないが、虫みたいのはたくさんいる。
この家の敷地のどこかにいれば、いずれは見つかるだろうが、干からびた姿を想像するとたまらない。
インターネットで逃げたカメを呼びよせる方法?なんてみつかるわけないよな。
唯一生存の可能性が高いのは、脱出点からぐるーっと回って道路側に歩き、誰かに発見されるか、その向こうのさらに広い道路を渡って引地川に飛び込むことだ。
我が家は道路側よりも少しだけ高いところにあるから、大雨のあとかなりの流れで私道から道路に向かって水が流れる。
ただし、出口は脱出点からほぼ対角線上の反対側だ。やはり中にいる可能性が高い。排水溝まで探したが見つからなかった。
ちょっとだけ木にでも登れればすぐ隣の家にいけるが、やはりあのからだでは無理だろう。
仕方がないので、逃げちゃったケースの近くに何か所かカメのエサを小さく盛り上げて食いに帰ってくることを願った。
でもなあ、においがわかるとは思えないし。。。他に何か方策はないだろうか。どう考えても自分でケースに戻ってくることはないのがわかっていながらも、あくる日もつい中を除いて途方に暮れていた。
そして丸二日近くたった昨日の午後、家族ででかけようと車に乗り込んでいたとき、道路側のお隣さまのサーファーご家族がこちらに手を振って何か叫んでいる。
外にいた息子甘辛が
「カメ飼ってないか?って言ってるぞ!」
あわてて、車を飛び降り走っていくと。。。パックンが元気なく甲羅に閉じこもっていた。
「川から来たんじゃないかと話してたんですけどねえ。そこの電信柱の下にうずくまってたんですよ」
これには普段「池に返せ」とうるさい妻も大喜びだった。「パックンが帰ってきた!最高だね」
よく考えてみれば大きさも甲羅の模様もあまり覚えていないが、シチュエーションからしてまず間違いないだろう。
お隣はニコニコして手渡ししてくれ、無事パックンは衣装用クリアケースに生還した。
最初は元気がなかったが、水をきれいに入れ替えてやり、エサをたんまりやるとようやく動き出していつものはしゃぎようを披露した。
うーむ。よく発見されたもんだ。やはり建物をぐるっと周って外へ出て行ったのか?
恐ろしく運の強いカメ君だ。我が家の守り神だもんな。よく帰ってきたな。。。
パックンお疲れ。。。今度の休みに寒川神社のお神酒で甲羅を洗ってあげよう。