gooニュースで世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」が始まったという写真記事があった。
なんと、私は10数年前行ったことがあるのだ。
当時入社数年の若手社員を選抜し、ヨーロッパ各国の業界大手に研修派遣するプロジェクトがあった。
各国の関係会社がそれぞれの国に数名ずつ代表の若手を派遣し、それぞれ国内や業界事情を意見交換するものだ。
派遣国は確か英、仏、独、伊、蘭とスウェーデンだった。共通語はむろん英語だ。
一番英語のできない、明らかにノリだけでコニュケーションする我々4人組がドイツに派遣された。。。
ある意味よく考えたチーム編成だった?
スケジュールではドイツ滞在は約1ヶ月弱、デュッセルドルフ、ミュンヘン、ウルム、ボン、最後はベルリンで締めくくる。
デュッセルドルフは日本人人口が多いらしく、現地法人が我々の面倒を見てくれた。
海外免疫のない我々に対する最初の「慣らし」らしい。その後はドイツのホスト会社がすべての手配をし、研修が始まる。
業界の動向等意見交換や施設見学も多いが、「その国の文化を理解する」というテーマもあり、名所見学やミュージカル、ワインセラー訪問なども組み込まれていた。
渡航前に各メンバはホスト会社に自分の行きたいところ、見たいものをリクエストすることができる。
それは会社の施設でもよいし、歴史遺産でも誰かとのディスカッションでもよい。
メンバはかなり事前知識を入れていたようだ。ホスト会社はできるだけ多くのリクエストに応えるようアレンジしてくれる。
あるメンバは「ノイシュバインスタイン城見学」これはメジャーものだな。残念ながら日程的に実現しなかった。他の有名な城と庭園を見学した。
また、他のメンバは第2次世界大戦時の「強制収容所」なるほどこれは大事なことだ。
有名なアウシュビッツはドイツではない。「ダッハウ」という国内最大級の収容所跡を見学できた。
歴史の血生臭さを実感するすごいところだったが、避けて通ってはいけないのだろう。
もう一人は「オペラ見学」をリクエストしてベルリンで「フィガロの結婚」を観ることができた。
丁寧に通訳が(英語で)各幕のだいたいのあらましをホワイトボードを使って説明してくれたが、本番を全部見終わった後もさっぱり内容はわからなかった。。。
そして他ならぬ私のリクエストが「オクトーバーフェストへ連れて行け!」
これがなんと実現したのだ。デュッセルドルフの次の滞在地がミュンヘンで、丁度その時期だったのが、2度とないチャンスをモノにする要因だった。
写真がいかにも田舎モン向けのお土産だがそのとき買ったTシャツ。買えってから「何でこんなつまらないもの買ったんだろう?」と落ち込むアイテムに近い。。。
gooニュースの写真は懐かしかった。
オクトーバーフェスト会場は日本にもある「ホフブロイハウス」をはじめたくさんのビールメーカー?が巨大なテントを設営し昼夜大騒ぎとなる。
使うジョッキは1リットル版!どうせならこれをくすねてくればよかった。。。売ってないもんな。
世界中から色々な国の人が集まっているようだが、あそこの飲み方は日本みたいにつまみを散りばめ、ガブガブやるのとは違う。
Sサイズピザくらいのプレッツェルという塩味の堅いつまみをむしってちびちびとえんえんと続けるのだ。
あまり量は飲まないらしい。1リットルジョッキ抱えてイスやテーブルにのぼり高らかに歌い上げる。
静かにしていると浮いてしまう。声もかすれんばかりに歌った。どのテーブルも仲間だし、そのうち全然違うテーブルで歌っていることもある。
私は結局このジョッキを6杯飲んだ。。。6キロ太ったことになる。
同じ研修でオランダから来ていたやつは身長2メートル近くある毛むくじゃらだが、3杯目を飲みきらぬうつにダウン。。。
私も量だけなら世界でもひけをとらないんじゃないか?
いやあ、3週間それこそぎっしりカリキュラムが詰まった研修だったが、今覚えているのはオクトーバーフェストくらいだな。
なんと、私は10数年前行ったことがあるのだ。
当時入社数年の若手社員を選抜し、ヨーロッパ各国の業界大手に研修派遣するプロジェクトがあった。
各国の関係会社がそれぞれの国に数名ずつ代表の若手を派遣し、それぞれ国内や業界事情を意見交換するものだ。
派遣国は確か英、仏、独、伊、蘭とスウェーデンだった。共通語はむろん英語だ。
一番英語のできない、明らかにノリだけでコニュケーションする我々4人組がドイツに派遣された。。。
ある意味よく考えたチーム編成だった?
スケジュールではドイツ滞在は約1ヶ月弱、デュッセルドルフ、ミュンヘン、ウルム、ボン、最後はベルリンで締めくくる。
デュッセルドルフは日本人人口が多いらしく、現地法人が我々の面倒を見てくれた。
海外免疫のない我々に対する最初の「慣らし」らしい。その後はドイツのホスト会社がすべての手配をし、研修が始まる。
業界の動向等意見交換や施設見学も多いが、「その国の文化を理解する」というテーマもあり、名所見学やミュージカル、ワインセラー訪問なども組み込まれていた。
渡航前に各メンバはホスト会社に自分の行きたいところ、見たいものをリクエストすることができる。
それは会社の施設でもよいし、歴史遺産でも誰かとのディスカッションでもよい。
メンバはかなり事前知識を入れていたようだ。ホスト会社はできるだけ多くのリクエストに応えるようアレンジしてくれる。
あるメンバは「ノイシュバインスタイン城見学」これはメジャーものだな。残念ながら日程的に実現しなかった。他の有名な城と庭園を見学した。
また、他のメンバは第2次世界大戦時の「強制収容所」なるほどこれは大事なことだ。
有名なアウシュビッツはドイツではない。「ダッハウ」という国内最大級の収容所跡を見学できた。
歴史の血生臭さを実感するすごいところだったが、避けて通ってはいけないのだろう。
もう一人は「オペラ見学」をリクエストしてベルリンで「フィガロの結婚」を観ることができた。
丁寧に通訳が(英語で)各幕のだいたいのあらましをホワイトボードを使って説明してくれたが、本番を全部見終わった後もさっぱり内容はわからなかった。。。
そして他ならぬ私のリクエストが「オクトーバーフェストへ連れて行け!」
これがなんと実現したのだ。デュッセルドルフの次の滞在地がミュンヘンで、丁度その時期だったのが、2度とないチャンスをモノにする要因だった。
写真がいかにも田舎モン向けのお土産だがそのとき買ったTシャツ。買えってから「何でこんなつまらないもの買ったんだろう?」と落ち込むアイテムに近い。。。
gooニュースの写真は懐かしかった。
オクトーバーフェスト会場は日本にもある「ホフブロイハウス」をはじめたくさんのビールメーカー?が巨大なテントを設営し昼夜大騒ぎとなる。
使うジョッキは1リットル版!どうせならこれをくすねてくればよかった。。。売ってないもんな。
世界中から色々な国の人が集まっているようだが、あそこの飲み方は日本みたいにつまみを散りばめ、ガブガブやるのとは違う。
Sサイズピザくらいのプレッツェルという塩味の堅いつまみをむしってちびちびとえんえんと続けるのだ。
あまり量は飲まないらしい。1リットルジョッキ抱えてイスやテーブルにのぼり高らかに歌い上げる。
静かにしていると浮いてしまう。声もかすれんばかりに歌った。どのテーブルも仲間だし、そのうち全然違うテーブルで歌っていることもある。
私は結局このジョッキを6杯飲んだ。。。6キロ太ったことになる。
同じ研修でオランダから来ていたやつは身長2メートル近くある毛むくじゃらだが、3杯目を飲みきらぬうつにダウン。。。
私も量だけなら世界でもひけをとらないんじゃないか?
いやあ、3週間それこそぎっしりカリキュラムが詰まった研修だったが、今覚えているのはオクトーバーフェストくらいだな。