病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

見えないモノが、見えて来るコミュニケーション

2018-01-21 15:31:52 | はとはあと最新情報

見えないモノが、見えて来るコミュニケーション

 昨年10月に右目の白内障手術をやりました。眼科に行って初めて目の有り難さがわかります。見えるということがどれほど生きていくうえで大切ということですね。医療や介護というサービスの質を上げるにも、目は重要です。いえ視力を競うということはありませんが、目が果たす役割は、視力だけに留まりません。生きているという現実世界をタテ・ヨコ・ナナメにと感じ取り、他の器官や神経と連携して、さまざまなこの世の現実を把握してくれています。

 医療機関という社会機能がなり立つためには、地域をはじめとする外部との協働が欠かせません。目が働いているように、外部の存在を正確に認識する機能が必要になります。地域に暮らす人々や関係機関が何を望み、どうしようとしているのか、具に把握し、適正な位置関係を模索しているといえますが、その役目こそ、広報というコミュニケーション機能の仕組みと言えるように思います。

 ここに示した図は、決して医学的でもなく、経営学的でもありませんので、そのようなご配慮は無用です。むしろ広報学的医療現場図といった方がいいかもしれません。多少目脂で犯された目で見ているようですが、言えることは、病院とて「経営体」つまり呼吸する生き物であるという点です。そのような目線でそれぞれの役割や機能を配置して、生きていくために生産性を上げるために必要な概念図と考えていただければいかがでしょうか。

 こうして見ると、広報は生物の心臓ポンプのような役割、つまり栄養や酸素を送り出す総元締めのような位置にあります。いずれもなくてはならない機能であり、調和よくまとまり生きていくメカニズムのひとつです。組織を回すには知的な働きも必要ですが、そればかりではなく、精神力や忍耐力がカバーし支援することが必要です。こうしてみれば、スポーツに求められる生命力、総合力としての頑張りのイメージにもなります。

 世の中、ますます便利になって、居ながらにしてなんでも手に入れる、なんでも可能になる時代の予感が感じられる咋今です。スマホはまだまだ便利になり、人間が担う適度な負担や役割はどうなるのでしょうか。見る、聞く、触る、話す、寝る、食べる、寝る、考える、行くなどなどの認識の面白さは、人間にとって輝かしく生きがいといえますが、人間の感性はどこまで有効と言えるか、少し心配です。。。。まだ、お正月のお屠蘇気分がのこっているのか、とりとめのない文章になり申し訳ありません。

◾️なお、1月26日は、京都・山科で194回となるHIS広報プランナー認定講座です。
余裕のある方は、お出でいただけると助かります。詳しくはhttp://www.j-his,jp/

最新の画像もっと見る

コメントを投稿