一般には、聞き慣れない言葉かも知れませんが、
インターネットが普及した最近では、商品やサービス、考え方を広めるとき、
顧客エンゲージメントということを参考にするとよいようです。
つまり、顧客は単に商品の購入者とか、消費者というだけでなく、
ある程度、好意的な印象を持って頂きさえすれば、
開発のヒントやポイントを発言してくれたり、良い情報を呉れたりとか、
何かとネットを通じて応援してくれる開発パートナーであると考えるのです。
但し医療では大変むつかしいことがあります。
それは医療では「開発」がないからだと思います。
まさか病気や症状を治すのは当然としても、「開発する」わけにはいきません。
それらは人々の身体に宿るからですね。
あくまでも、考え方、知識として役立てることが重要でしょう。
たとえばヘルスケア・マーケティングというのがあります。
健康意識や情報を広めて健康になろうというときに発想のツールとなります。
このときその活動の受け手とだけ考えるのではなく、
インターネットの良い点を使い、
活動のパートナーとして一緒になって協働することで成果を上げる、いう具合です。
こうしたことに気をつかないと、医療も一般の商品・サービスもごっちゃになって、
保険医療など、助け合いの精神もガタガタになってしまいます。
急速に伸展するインターネット社会、良いも悪いもよく見て掛かることですね。
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